さんま「僕が今あるのは、本当は仁鶴師匠のおかげ」

2021/08/22 00:06 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


タレント・明石家さんま(66歳)が、8月21日に放送されたラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演。8月17日に亡くなった落語家で吉本興業特別顧問の笑福亭仁鶴さんとの思い出を振り返り、自分が売れるきっかけになったのは「本当は仁鶴師匠のおかげなんです」と語った。

さんまはこの日、サッカードイツ代表のゲルト・ミュラー、ジャニーズ事務所の名誉会長・藤島メリーさん、俳優・千葉真一さんの訃報に触れた後、「私たちの大先輩、笑福亭仁鶴師匠が亡くなられて。84歳ということやねん」とコメント。

さんまによると、吉本興業の大崎洋会長から電話があり、「久々に連絡があって、俺に会社辞めろって言うのかなって、出たら『こんな電話ばっかりでごめんな』って。宮迫(博之)の時とか問題がある時にしか電話がなくて、『普通に電話したいわ』っていう話を。今は大崎は会長になったので滅多なことで連絡してこないんですけど、珍しく会長から電話があったから、辞めろって言うなら辞めたるわい!とかって思ってたんですけど『仁鶴師匠が亡くなられました』ということで」と語る。

さんまは、番組出演者の飯窪春菜、小田さくらに「笑福亭仁鶴って君らはもう、仁鶴師匠のすごさを知らない世代やねんな。今の吉本興業を作ったと言ってもええくらいのすごい人なんですよ。やすきよ、仁鶴、三枝っていうのが今のお笑い界、吉本をグッと引っ張って。もうアイドル的な人気で、出てきたら天井が落ちるくらいの歓声が上がるんです」と話し、「ピンであそこまで大爆笑っていうのは後々出てこないと思う。漫才ではあるやろうけども。ピンで、落語で、あっこまでの笑いを取ったのは、それに近いのは(桂)文枝師匠とか(月亭)八方兄さんとか取ってはるけど。あの衝撃ね」と振り返る。

そしてさんまは、自分が売れるきっかけとして、さんまが仁鶴さんの番組「爆笑三段跳び」の前説をしており、仁鶴さんが仕事で遅れた時にさんまが前説で1時間半つないだおかげで本番に出ることになったと話し、「僕が今あるのは、テレビ的には(桂)文枝師匠が僕を育てたみたいになってて、現にそうなんですけど、仁鶴師匠の『三段跳び』で鍛えられて、『三段跳び』の前説で会社に認められてあいつら売り出そうとなったから本当は仁鶴師匠のおかげなんです」と語った。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.