トミーズ雅、仁鶴さんいなければ「この世界入ってないかも」

2021/08/21 13:56 Written by Narinari.com編集部

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漫才コンビ・トミーズの雅(61歳)が、8月21日に放送されたバラエティ番組「せやねん」(毎日放送)に出演。17日に亡くなった笑福亭仁鶴さん(享年84)を悼んだ。

この日の番組冒頭、雅は「(発表があった)昨日、ビックリしましたね。仁鶴師匠が亡くなったという一報が入りまして。僕ら世代からしたら“喜劇王”というか、もう“神様”ですね。すごかったですから。私も『ヤングおー!おー!』というのをずっと見てたんですけど、あれちょうど6時にやってましたから、ご飯食べながら見てて。仁鶴師匠があまりにも面白いんで、3回くらい死にかけました。笑いすぎて。いまかまいたちとか千鳥が売れてますけど、比べたらアカンぐらい」と、仁鶴さんがいかに面白かったかを力説する。

そして「東京でレギュラーもいっぱい持ってはって、15本くらいやってはりましたんで、出番と出番、テレビの撮りと撮りの間に大阪へ帰る、と。『なんでですか?』言うたら、『舞台があります』言うて」と、仕事の合間を縫って大阪へ行き、なんば花月で30分、爆笑をとってまた東京に戻る、といった多忙な生活を送っていたと語る。

さらに、雅は「僕も小学校6年生のときに、立ち会い演説会というのを、(生徒会)会長の立候補して、それに出て900人の前で『どんなんかな〜』(と仁鶴さんのようにやったら)、ボカンってウケた。それで僕、会長通って、ただ面白いこと言うただけ。仁鶴師匠の。その900人が笑ったのを体でどこか感じてて、たぶんこの世界に入ったと思うんです。仁鶴師匠がいなかったら、この世界に入ってないかもわからない」と、自身のお笑いのルーツとも言える存在だったと語った。

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