3つ目の「東京ミッドタウン」誕生へ、2022年8月末竣工

2021/04/08 15:32 Written by Narinari.com編集部

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三井不動産は4月8日、八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業の街区名称について、「東京ミッドタウン八重洲」に決定したと発表した。

東京駅八重洲南口の目の前に位置する「東京ミッドタウン八重洲」は、「東京ミッドタウン」(港区赤坂)、「東京ミッドタウン日比谷」(千代田区有楽町)に続く、3施設目の東京ミッドタウン。2018年12月に着工し、2022年8月末の竣工を予定している。

その特長は、ポストコロナ時代を見据えた新時代のオフィスビルとして、首都圏の大規模オフィスとしては初の「完全タッチレスオフィス」を実現するなど、様々な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策技術を実装。さまざまなロボットや5Gを活用し、オフィスビル内でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する。

「東京ミッドタウン八重洲」では、施設コンセプトを「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド 〜日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街〜」と定め、世界中・日本中から人や情報、モノ・コトが集まり、交わり、新しい価値を生み出し世界に向けて発信していく街づくりを目指すという。

39階〜45階(A-1街区)には、ブルガリホテルズ&リゾーツ日本初進出となる「ブルガリホテル東京」が開業。ブルガリホテルズ&リゾーツは、これまでミラノ、ロンドン、バリなど世界6都市に展開しており、「ブルガリホテル東京」は10軒目の開業。日本初進出となる(2021年3月時点)。

7階〜38階(A-1街区)のオフィスは、東京駅周辺で最大級の基準階専有面積約4,000平方メートル(約1,200坪)のフロアプレートを実現。ビジネス交流施設・会議室(4階〜5階)の整備に加えて、ワーカー向けのソフトサービスも充実させる。

商業施設(地下1階〜3階[A-1街区]、1階[A-2街区])は、就業者・来街者・国内外観光客の交流と賑わいを創出。日本の玄関口という立地を活かした発信力のある施設を目指していく。隣接する八重洲地下街(ヤエチカ)と地下1階で接続。八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の竣工後には、地下1階および2階の2層で接続する。

地下2階(A-1街区)に整備するバスターミナルは、東京駅前3地区の再開発事業が連携することにより、東京駅周辺の歩道上に分散している高速バス停留所を集約、国際空港や地方都市を結ぶ高速バスが発着する国内最大規模のバスターミナルが誕生する計画だ。さらに、中央区立城東小学校や子育て支援施設(認定こども園)を設置する。

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