マラドーナの死因探るドキュメンタリー制作

2020/12/25 10:02 Written by Narinari.com編集部

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故ディエゴ・マラドーナの死因を探るドキュメンタリー番組が制作された。

「ホワット・キルド・マラドーナ?」では、元アルゼンチン代表の伝説的サッカー選手マラドーナを担当した、サッカー界の“元祖敏腕エージェント”として知られるジョン・スミスや、所属チーム・伊SSCナポリの元キャプテン、ジュゼッペ・ブルスコロッティといった故人をよく知る人へのインタビューなどで構成されているという。

マラドーナは11月25日、肺水腫を伴う心不全で帰らぬ人となった。また死亡時には、心臓、肝臓、腎臓に重度の疾患があったことが分かっている。体内にはアルコールや違法ドラッグを摂取した形跡はなかったものの、死体解剖の結果、抗精神病薬クエチアピン、抗うつ薬ベンラファキシン、抗てんかん薬レベチラセタムなどの処方薬を服用していたことが明らかになっている。

サッカー史上最も偉大な選手の1人と数えられるマラドーナは、キャプテンを務めた1986年のワールドカップ・メキシコ大会の準々決勝で、有名な「神の手」ゴールにより2−1でイングランドを破り、アルゼンチンを優勝に導いたことで知られ、また、クラブレベルでは、伊セリアAのSSCナポリで活躍、1987年に初のリーグ優勝に導いたほか、1990年にも再びその栄光をもたらした。1987年にはイタリア杯、1991年にはUEFAヨーロッパリーグでも優勝。同クラブはマラドーナの功績を称え2000年、同選手の背番号10を永久欠番にしている。

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