EXIT兼近&りんたろー。が“特別養子縁組”学ぶ

2020/11/07 21:45 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITが、11月5日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。特別養子縁組について理解を深めた。

番組はこの日、現在公開中の映画「朝が来る」のテーマである特別養子縁組に注目。17歳だったある日、養子であることを知り、苦悩した経験を持つ当事者であり、特別養子縁組家族支援団体「Origin」代表のみそぎさんがリモート出演し、家族にとって大切なのは“血のつながり”か“心のつながり”かをテーマに、多様化する家族の形について議論した。

養子に生みの親の存在を伝える「真実告知」をすべきか否か、当事者の声がVTRで流れると、番組MCを務めるEXITのりんたろー。は「健やかに、幸せに、子どもが生活していくことが大事だなと思いつつも、そうはいかない現状もあるのだなと感じた。養子縁組ということを伝えるのか否か、伝え方も含めてナイーブで難しいことだと思う」とコメント。

また、EXITの兼近大樹は「たとえ“血のつながり”があったとしても、実親から望まれていない場合もあるが、“養子”だと確実に養親から望まれている。そういう意味では絶対に味方はいるし、“血のつながり”よりも、意外と“心のつながり”の方が深くなるんだろうなと思う」と自身の考えを述べた。

さらに、血のつながりがない第三者の子どもを育てる上での課題について話題が及び、「養子の育て方について勉強する育ての親も多いのか?」という質問に対し、講演活動も行うみそぎさんは「勉強会に足を運んでくれる方もいるが、中には、『養子縁組をした』ということを認めたくない養親もいる。一番大事なのは、外に相談できる人がいること。『養子縁組の子育て』を家庭の中に孤立させず、色んなところに助けを求められる環境が大事だと思う」と語った。

これを受けて、りんたろー。は「僕は、家庭というものは愛が溢れていることが当たり前だと思っていて、そうじゃない場合はレアケースだと思ってここまで育ってきてしまった。僕みたいに何も知らなった人に対して、みそぎさんをはじめ、同じ境遇の人たちがこのように発信してくれることがすごく嬉しい」と感謝の気持ちを伝えた。

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