アンジャッシュ児嶋、生放送で号泣謝罪「大馬鹿…」

2020/06/12 17:39 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉(47歳)が、6月12日に放送されたラジオ番組「GOLD RUSH」(J-WAVE)に、不倫騒動を起こした相方・渡部建(47歳)の代役として出演。渡部の騒動を、涙ながらに謝罪した。

番組冒頭、最初に「相方の渡部が不倫をしまして、それがもうね…笑えない不倫、笑える不倫もないんだろうけども、ほんと笑えない、たちが悪い、気分が悪い、相方から見ても気持ちが悪い不倫をしまして、世間をものすごく騒がせてしまっております。それでもうあいつは、自粛という形で出ていないので、きょうは僕が代わりにやらせていただくことになりました」と、渡部の不倫騒動を説明。

そして、「あの…ほんとにバカですね。大馬鹿で…もう調子に乗ってたんでしょうね。仕事もうまく行くし、プライベートも順風満帆だし、天狗だったんですよね。もう…自分が…勘違いしてたんですよ。ほんとに、人の痛みとか、思いやりとか優しさとか、愛とか、そういうのがないんですよ。だからこういうことになるんですよ」と、涙ながらに語る。

また、これまで相方として感じてきたこととして、「僕も浮気した方々だけではなく、スタッフさんとかに対する態度、芸人仲間に対する態度、言わしてもらえば、僕に対する態度も、やっぱ振り返ればね、ダメですよ、あいつは。『お前、なんでそんなひどい傷つくようなことを平気で言うんだ』と。思いやりが、愛がないんですよ、優しさが。だからそういうことになるんですよ」と、普段の渡部の態度にも触れた。

さらに「僕も、すごい昔ですけど、10年以上前にキレてちょっとケンカになったこともありますけど、やっぱなんだろうな、あいつ頭は良いですからね、理論武装されて、あんまり響かなかったなってこともあって。ぶっちゃけ、ずっとアンジャッシュはまあ…仲良しコンビではなく、めちゃくちゃ仲悪いときもあれば、ちょっと話したりするときもあったんですけど、振り返れば、なんでお前そんなこと言うんだ、なんだそのオレに対する言い方は、どういうつもりなんだ、愛なんにも感じねえぞ、そういうこともありました」「そのときに僕がちゃんと相方として『ダメだぞ、そういうの』とか、『スタッフさんに対してもそうだし』とか言っておけば、もしかしたらこういうことにならなかったのかな、とかは思いますけど…」と、後悔の念を吐露。

ただ、アンジャッシュには「僕もほんと情けないんですけど、渡部は渡部で仕事ね、頑張ってますよあいつ、その辺はめちゃくちゃ頑張ってて。現に仕事いっぱい増えて、僕なんかより全然売れてるっていうのもあって、立場、アンジャッシュの関係性的にも、なかなかこう…あいつを叱るというのが立場的にもしづらくて、あんまりあいつに何かを言うってことが十年くらいなかったかもしれないですね。立場的には僕のほうが弱かったですよ、なんかあっても」と力関係が異なって行った現実もあり、「オレが言って変な空気になっても…本番で冷たくされてもなって、そういう情けない思いもあったりした、こういう僕の弱い部分もあいつを甘やかしたんだなって思ったりもしてますね」と後悔の念を口にした。

しかし、児嶋は「ダメです、あいつはほんとに大馬鹿野郎です。すごく…多くの方に迷惑をかけてまして、僕のところにもTwitterでね、励ましの応援のメッセージいただいたり、スタッフさん、仲間、同業者の方から、『ガンバレよ』とかいろんなメッセージいただいてるんですけども…まあね、それを見ると結構やっぱもう…泣いちゃうんですよね。そこは僕も気づきましたけど、ほんと多くの人に支えられて、成り立ってる、僕らはやってこれてるんだなって、僕も改めて再認識しましたけど…皆さんほんとに心配してますよ」「僕のところにそれだけたくさんの…そういうLINEとか電話が来てるということは、あいつのところにもいっぱいいろんなお叱りとか来てるんでしょうけど、ほんとに迷惑をかけておりますよ。スポンサーさん、CMも…アンジャッシュでもそうだし、渡部もいっぱいやらせてもらってる、もうどれだけ迷惑をかけてるんだと。撮影した方々もそうですよね、企業の方々も…もう何人になるんだよって話、迷惑かけてるのが本当にすみません」と続けた。

また、番組関係についても「レギュラー10本…そんなにやってるのかい!ってオレ思いましたけど、全部ダメですし、撮り直ししなきゃいけないのももちろんあるだろうし、この番組だってそうですよ」「演者もそうですよね。収録してあるのが放送できなくなったのもあるし、撮り直しでまた来て貰うこともあるのかな、そういうのもあるし、事務所にもそうですよね。とんでもない迷惑かかってるんですよ。本当に申し訳ありません」と謝罪。

さらに「あとは、ファンの方々ですね。アンジャッシュのファンそんなにいるのかって言われたらちょっと自信ないんですけれど、そこまで好きじゃなくても『昔、エンタ見て笑いました』とか、『ちょっとだけ好き』という方も入れたら、そこそこいるんじゃないかなと思ってるんですけど、そういう方も全部裏切って迷惑かけましたよ。ほんとに申し訳ありません」と謝罪を続け、「あとは今回の報道で、僕もそうなんですけども、気分を害した方がとんでもない数いると思うんですね。そういった方々もすべての人、ほんとにうちの渡部がとんでもないご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と、お詫びの言葉を重ねた。

そして、今後についても言及。児嶋は「これからのこととか、まだ喋るような段階ではないんですけど」とした上で、「あいつとは一回、二回電話して、当然僕にも謝ってきて、心入れ替えるっていうやり取りはありましたけど、僕も怒ってたり、あいつの…あんなオレに謝ってくるのとかないんで、そういうの聞いてると切なくなる部分と、ここはちゃんと怒らなくちゃなっていうことで、これだけ迷惑かけてるぞっていうことはちゃんと怒ったつもりだったりとか、いろんな感情があるんですけど、人間、そんな簡単に変われるとは正直思ってないんで。何年かかるか分からないですけど、お前が言った通り、心入れ替えて、人の気持ちが分かる、優しさ、愛がある人間に生まれ変わらなきゃダメですよ。もう復帰どうこうとか全然早いですけど、もしね、許してもらえて、そういう場が与えられるようになったときには、ガラッと人間変わってなきゃダメですし、仮に復帰できなくてほかの仕事するとしても、人間的に変わってないと。人と人の付き合いですからね、仕事は、絶対人とやるものですから。そこが変わってないと、どの世界でもダメですよ。変に口先がうまくて頭回るけど、そんな小手先に走らず、心で人と通じ合える人間になって欲しいですよ」と、渡部へ愛のある言葉を送った。

また、児嶋の個人的な今後については「許してもらえるなら、今まで通り、一人で仕事は一人で頑張っていこうって、それしかないですね。目の前の仕事を一生懸命やらせていただいて。こういういろいろあって、渡部の…なんて言い方すれば良いんだ、穴埋めというか、フォローというか、そういう仕事もあるでしょうから、それも一生懸命やらせていただいて、予定通り、入ってる仕事、一生懸命やらせていただいて、これからも使ってもらえるならやりたいし、これでもしかしたらなくなっちゃうかもしれませんけど、それはもう、アンジャッシュとして27年くらいですかね、知り合って30年やってきて、僕があいつを誘って、そいつがやってしまったことなんで、それはしょうがなくて受け止めるしかないですけど、僕の考えはそうです」と語り、最後は「改めて、うちの相方がご迷惑をかけて、申し訳ございませんでした」と謝罪した。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.