【世界の声】“公務員ランナー”の意外性に称賛

2018/04/19 15:47 Written by Narinari.com編集部

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先日、米ボストンマラソンで、日本人としては実に31年ぶりに優勝を飾った川内優輝選手。ただでさえ注目を集める、由緒あるマラソン大会で優勝した彼のことは、米国でもメディアで広く紹介されました。そして米ソーシャルサイトのredditでも、川内選手について書かれた記事に対して4万以上の「いいね」がつけられ、さらにたくさんのコメントが寄せられています。

川内選手が注目される要因のひとつには、彼がプロのアスリートではなく、フルタイムの仕事を持つつトレーニングを重ねるアマチュアの選手であること。世界的に見てもビッグレースであるボストンマラソンにて優勝したのに、普段はごく普通のサラリーマン(公務員)として働いている、というギャップが賞賛の声につながっているようです。

「日本人がアメリカを征服しつつあるな。ショーヘイ・オータニ、続いてこのランナーだ」
「アニメのヒーローにいそうだな」
「“市民”を甘く見ちゃいけないってことだ」
「クレイジーだよな(褒め言葉)」
「週末なにしてた?って彼が質問されたら、答えが凄いことになるな」
「ボストンからじゃ(日本まで)14時間ぐらいかかるな。明日仕事に遅刻しなきゃいいけど」
「『ボス!ボストンマラソンで優勝しました!』『だから?早く仕事しろよ』って会話が……」

コメントが大喜利のようになっている気がするのは否めませんが、それはなんだか身近にいそうなんだけど、なんだか凄い人という、意外性があるからでしょう。川内選手の存在は、米国の人々にとって癒しになったのかもしれませんね。

なお、川内選手は4月19日、2019年4月から、公務員をやめてプロランナーになると転向を表明しました。

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