菅田将暉「これが新しいエンタメの在り方」

2018/03/12 21:33 Written by Narinari.com編集部

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一般社団法人デジタルメディア協会は3月12日、優秀なデジタルコンテンツの制作者を表彰する「デジタルコンテンツ・オブ・ジ・イヤー '17 第23回AMDアワード」の授賞式を開催。映画「あゝ荒野」がAMD理事長賞を受賞し、主演の菅田将暉が登場した。

「あゝ荒野」は、1966年に発表された寺山修二の長編小説を原作として製作。菅田将暉、ヤン・イクチュン、木村多江、ユースケ・サンタマリアらが出演し、新宿・歌舞伎町を舞台にボクサーを目指す若者の姿を描いている。実写映画としては初めて劇場公開、ネット配信、DVD発売を同時に行ったことが話題となった。

この作品で第41回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞している菅田は、今回の作品公開の方法について「映画、配信、DVDで同時に公開するというのは、最初はどうなのかなと思っていた。映画はやはり映画館で観るものでは、と。でも、観たくても観れない人のことを思うと、こうした方法も新しい時代のエンタメの在り方なのかなと思う」とコメント。

一方、この作品が劇場ではR15指定、DVDはR18指定になっていることから「こんなハードな作品が受賞していいのか。他の受賞作品がポップなものばかりなのに」と戸惑う場面もあり、会場からは笑いも生まれていた。

なお、この第23回AMDアワードでは大賞(総務大臣賞)を任天堂の「Nintendo Switch」が受賞。そのほか、Abema TV、カメラアプリ「SNOW」、フリマアプリ「メルカリ」、バンダイナムコのVR体験施設「VR ZONE SHINJUKU」などが優秀賞を受賞している。

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