ピクサーの“スゴ過ぎる”こだわり

2017/11/29 13:55 Written by Narinari.com編集部

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ディズニー/ピクサーの最新作「カーズ/クロスロード」のMovieNEX(4,000円/税別)が11月22日に発売されたことを記念して、このたびMovieNEXに収録されているボーナス映像の中から、ピクサーの“スゴ過ぎる”こだわりに迫る、メイキング映像が2本解禁となった(//www.youtube.com/watch?v=wjFmSy9UU9A / //www.youtube.com/watch?v=lKiWRA3-kgc)。

多くの傑作を生みだしてきたディズニー/ピクサー作品が世界中のファンに愛される理由の1つが、作品ごとに広がる世界観へのこだわりの数々。「カーズ/クロスロード」も例外ではない。人間はおらず、車だけが存在するという、いわば“車目線の世界”であるユニークな世界観は、細部に至るこだわりによって、強い説得力で観客を夢中にさせている。

例えば、主人公である天才レーサー、ライトニング・マックィーンのスポンサーである「ラスティーズ」はバンパー用の薬用軟膏(なんこう)の会社。「カーズ」の世界では、バンパーの錆(さび)は不健康の印とされており、マックィーンが出演するテレビCMでは「これを塗ればピカピカになる」とアピールしている。まさに車の目線にならなければ、生まれない発想だ。また、「カーズ/クロスロード」では、一瞬しか映らない酒場の壁に“泥コーラ”や、モンスタートラックによるプロレスの試合の宣伝ポスター、バンドメンバー募集の貼り紙(なんと連絡先の電話番号まで)も貼られている。

「職場には笑いがないとつまらないよ」と語るのは、メガホンをとったブライアン・フィー監督。その言葉通り、とあるシーンにはピクサー作品「Mr. インクレディブル」の主人公が勤務していた保険会社の名前も登場する。こんな遊び心がスタッフ間のコミュニケーションを円滑にし、自然と現場の士気を上げているのも、ディズニー/ピクサーが傑作を生み続ける理由なのかもしれない。

そんな本編だけでは見逃してしまいそうな、クリエーターたちの“スゴ過ぎる”こだわりは、「カーズ/クロスロード」MovieNEXのボーナス映像で楽しむことができる。きっと「えっ、こんなところにも?」と驚かされること間違いなし。新たな発見で、本編がさらに面白くなるはずだ。

今回のメイキング映像のほかにも、MovieNEXには、劇場公開時には決して見ることのできない未公開シーンやインタビューなど、ボーナス映像が満載。人生の岐路に立つマックィーンと彼を支える仲間たちの絆を描く、感動のアクション・アドベンチャー「カーズ/クロスロード」MovieNEXは好評発売中、デジタル配信中。

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