シンガーソングライターの宇多田ヒカル（34歳）が2月4日、自身のTwitterで、JASRAC（日本音楽著作権協会）が音楽教室から著作権料を徴収するというニュースに言及する形で、JASRACの方針と真っ向から対立するコメントをツイートした。

JASRACは、ヤマハや河合楽器製作所などが展開する音楽教室で演奏される楽曲から著作権料を徴収する方針を固めたが、これに音楽教室大手を中心に反発。ネットでもJASRACの方針を疑問視する声が高まっている。

そうした中で、日本のトップアーティストである宇多田が、この件に言及。宇多田は「もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな」との意向を示している。

ただし、アーティスト側がそうした意向を持っていたとしても、JASRACがそうと決めれば著作権料は徴収されるのが現在の日本音楽界の現状。宇多田のツイートには3万件に迫る「いいね！」が付くなど同意や称賛の輪が広がっている。