元てれび戦士・伊藤元太さんの水難事故死を公表

2017/01/05 04:40 Written by Narinari.com編集部

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2008年から2010年まで、「天才てれびくんMAX」(NHK)にてれび戦士として出演していた伊藤元太さんが、昨年8月に水の事故で亡くなっていたことがわかった。1月5日、「天てれサーカス部」の公式サイトで公表された。

「とても悲しく、つらいお知らせをしなければなりません」との書き出しで始まる「お知らせ」によると、伊藤さんは昨年8月31日に、18歳の若さで亡くなったという。事故の経緯は「(東京)青梅市内の多摩川に友達3人と遊びに行き、水の流れが怖くてしばらくの間、中洲に一人でいた元太君を友達がもう帰ろうと迎えに行き、岸に戻る途中で元太君と友達一人が溺れかけ、一人は助かったのですが、残念ながら元太君は流され、帰らぬ人となってしまいました」と伝えている。

公表が年明けになったのは「ご両親の心の整理がつかず、これまで事故の経緯の一切を公にしておりませんでしたが、ご両親から相談があり、元太君の19歳の誕生日となる1月5日を期して、元太君とご縁のあった私達サーカス部のホームページ上でお知らせすることにしました」とのこと。

そして「事故の当日、元太君が一緒に川遊びに行った友達3人は、元てれび戦士や大学の友達ではなく、タレント関係の友達と聞いております。早稲田大学に合格し、聞けば芸能事務所にスカウトされ、デビューをする直前であったとのことです。大学に入ってまだ5か月、青春を謳歌する予定であったはずで、近い将来はテレビや映画で彼の成長した姿を目にしていたかもしれません。私たちも本当にかけがえのない友人を亡くしてしまいました。泣いても泣ききれません」などと辛い胸の内を明かしている。

また、サイトには、「我が家は元太が亡くなった8月31日以来、時が止まってしまいました」「元太が生まれてから一緒に過ごした18年間は本当に幸せでした」「どうか元太の笑顔を思い出して頂けると幸いです」などとつづられた、伊藤さんの両親からの手紙も掲載されている。

伊藤さんは生前、Twitterを頻繁に更新しており、2016年3月には「一般受験で、早稲田大学商学部の合格頂きました」「事務所はまだ未定ですが、これから芸能界に復帰したいと思うんで、応援宜しくお願いします」と報告。てれび戦士時代の想い出や大学生活などをつづり、最後のツイートは亡くなる直前、2016年8月29日付けの「車の免許取りましたー これで一歩大人になった」だった。


☆元てれび戦士のメンバーも訃報にコメント

2009年から2010年にかけて、てれび戦士のメンバーとして共演した女優の白坂奈々(17歳)も1月5日、公式ブログで伊藤さんの訃報に触れ、「天てれサーカス部」のサイトを案内。「ホームページ上でメッセージを受付るので、そちらに頂けると、まとめて元ちゃんに届けます。大好きな元ちゃんのためにみなさんの気持ちを伝えてあげてください」と呼びかけている。

また、ほかの元てれび戦士のメンバーも、田中理来(2008年)「またねって言ったじゃん 約束したじゃん 悔しいよ おれがんばっから うえまで届けるから」、上妻成吾(2009年)「どうしようもなく、辛いです。言葉が見つかりません」、中村嘉惟人(2010年)「これからも、大好きな本当に大好きな先輩です」、當山優奈(2010年)「急すぎて信じられない 正直全然まだまだ混乱してます でも少しでも多くの人の声が想いが元ちゃんに早く届いて欲しいです でもまだ信じられないよ元ちゃん」、風戸蘭七(2010年)「お誕生日おめでとう 人の誕生日覚えるの苦手だけど、自分の誕生日と近い人は覚えたら忘れられなくて バイト終わりに、そういえば今日誕生日だ、って思い出したのにどうして 天てれ卒業してから初めて遊ぼうって誘ってくれた人 私の歌、わざわざライン送ってまで褒めてくれた人 まだ信じられないよ」などとツイート。平田真優香(2009年)も「天てれサーカス部」のサイトへのリンクを案内している。

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