「芸能リポーターは不要」に井上公造氏が持論

2016/12/18 11:25 Written by Narinari.com編集部

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芸能リポーターの井上公造氏(59歳)が、12月18日に放送されたトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。「芸能リポーターなんて要らないんじゃないか」との世の声に対し、持論を語った。

この日、長谷川まさ子、駒井千佳子と共に「芸能リポーターが語る2016年」をテーマにトークを展開した井上氏。不倫や薬物など、2016年に話題になった芸能ネタについて振り返る中で、今の時代は芸能スクープの発信源は雑誌であること、芸能リポーターの役割が変わってきていることなどについて言及した。

そうした時代の流れを受け、現在の芸能リポーターのあり方について、井上氏は「僕らがやる作業って言ったら、雑誌や新聞が何かを報じました。報じたことの裏付け作業をして、そこに+αどういう情報を付けて出すか、っていうのが最近のパターン」と語る。それは何かスクープネタを掴んだとしても、対象となる芸能人がスポンサー周りへの対応が済んでいないうちに出してトラブルになった場合、結局テレビ局側もいい顔をしないからだという。とかくコンプライアンス(法令遵守)が叫ばれる中で、トラブルを避ける傾向にあるのは、芸能リポーターにとっても自然なことのようだ。

そして「そもそも芸能リポーターなんて要らないんじゃないの? っていう人って、今の世の中、いっぱいいると思う」との言葉には、長谷川も駒井も同意。

その上で「そう見えても仕方がないのだけど、でもね、僕は“芸能の現場をずっと見て来た人”っていうのは、いたほうがいいと思うんですよ。それを言うんだったら、政治評論家も要らないんじゃないの? スポーツ評論家も要らないんじゃないの?って言ってるのとちょっと近いんですよね。やはり視聴者の皆様とか読者の皆様がいて、こっち側(反対側)に芸能人がいるわけじゃないですか。その間をつなぐ存在が、媒体なのかな、潤滑油というのかな、芸能界と視聴者の人をつなぐのは、たぶん僕らのお仕事なんじゃないかな。もちろん、いろんな考え方ありますけどね」と持論を展開した。

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