5月27日に発売されるプレステ4/プレステ3/PS VITA向けソフト「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」(スクウェア・エニックス)の主人公ボイスキャストに、俳優の森山未來と、女優の武井咲が決定した。
ラゼル(主人公・男)を担当する森山は「オファーが来たときは、今までにない興奮の仕方をしましたね。小さいころ、夢中になって遊んでいた『ドラゴンクエスト』。今年30周年ということで、ぼくの人生とほぼ同じだけの歴史のあるタイトルなわけで、それに関わることができたというだけでも驚きなのに、まさか『声』という形でこのタイトルに関わることになるとは!」と喜びのコメント。
また、「一番思い入れのある『ドラゴンクエスト』は『III』ですね。あとは海外にいる間は、パソコンから『ドラゴンクエストモンスターパレード』もやっていました」と語り、「ドラゴンクエスト」の魅力については「冒険の中でいろいろとつまずくことが出てきたとしても、どこかに必ずヒントがあって、そのヒントをたどっていくとちゃんと物語を進めていくことができる、そんな『いい塩梅の難しさ』だと思っています」と語った。
今回の仕事については「シリーズの生みの親である堀井さんが、収録にずっと立ち会って、演技指導までしてくれて、それはもう緊張しましたよ。でも、同時に、ゲームを作る現場に一緒に立てているということにすごく興奮しましたね」と、普段の俳優の仕事とはまたひと味異なる現場だったようで、「僕が演じたキャラクター『ラゼル』は、いつもテンションが高い熱血のキャラクター。きっと彼からは元気をいっぱいもらえると思うので、ぜひゲームの中で会えるのを楽しみにしていてくださいね」と呼びかけた。
一方、テレシア(主人公・女)を担当する武井は「子どもの頃、両親がプレイしている間に挟まれながらずっと見ていた『ドラゴンクエスト』。幼いときから慣れ親しんでいたゲームの世界の中に、まさか自分が入る日が来るなんて、思ってもいませんでした!」と、今回のオファーにはとても驚いたそう。
声の演技は経験済みだが、「『ドラゴンクエストヒーローズII』はアクションRPGなので、アクションボイスがたくさんあるんですよね。勢いや力強さを、台詞だけではなく息づかいもまじえた声だけで演技するのは難しさもありましたが、とても楽しく収録することができました」「収録は数日に分けておこなっていたんですが、すでに収録した自分ボイスを、開発の皆さんが超特急でゲームの中に組み込んでくださっていたんです。その開発段階の本作を触らせていただいて、ゲームから自分の声がしてくるのはなんだかとっても不思議な気持ちでした(笑)。でも、ちゃんと『テレシア』のキャラクターになっていたので、ほっと一安心です」と収録を振り返った。
演じたキャラクターについては「『テレシア』はお姉さん気質でしっかり者。でもなんでもできちゃうわけではなくて、実はか弱い一面があったり、頑張っている姿もぜひ見ていただきたいです。いとこの『ラゼル』との関係にも注目してみてください」とアピールした。