連ドラ「火花」にNMB山本彩も、小林薫&田口トモロヲら追加キャスト。

2015/12/22 07:09 Written by Narinari.com編集部

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世界最大級のオンラインストリーミング・Netflixが独占配信する、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹作、第153回芥川龍之介賞受賞作「火花」の映像化作品に、豪華俳優陣の出演が決定した。

メインキャストとして林遣都、波岡一喜、門脇麦を起用し、1話約40〜50分×全10話の連続ドラマスタイルで配信することがすでに明かされている「火花」。今回、さらに小林薫、田口トモロヲ、染谷将太、菜葉菜らが参加することがわかった。

染谷は「とても素敵な監督陣と共演者陣と、とても素敵な空気の現場に参加させていただいています。この全10話から何が滲み出てくるのか、楽しみで仕方ありません。そして、楽しみにしてもらえるような作品になるよう、自分ができることをぶつけさせていただいています」とコメント。

さらに、アイドルグループ・NMB48兼AKB48の山本彩が、まさにこの小説の入口となる“あのシーン”へ出演することも決まった。山本は「上京してきて、夢や野望をもって立ち向かっていく人の熱いメッセージみたいなものが込められているかなとも思います。私も自分に重ねて、がんばろうという気持ちにもなったので、是非みなさんにも見て頂いて、自分の目指すものへ取り組んでもらえたらなと思います」とメッセージを寄せている。

また、徳永と神谷のそれぞれの相方役も発表。主人公・徳永の相方役には、井下好井・好井まさお、神谷の相方役にはとろサーモン・村田秀亮がそれぞれ決定した。漫才師が演じる“漫才師役”という役柄に対し、クランクイン初日、全然緊張していないと語っていたた好井は「僕はオーディションを受けていなくて、オーディションの練習役だったんです。そんな素の状態で受かったのなら素のままでいこう、と。今はそう腹をくくっているので、すべて楽しいです」とのこと。

そして以前より神谷役の波岡とは知り合いだったということで、波岡から「本当にやりやすい」とお墨付きをもらった村田は「僕に関しては奇跡ですよね。東京に出てきてからくすぶっていたので、是が非でもいい結果を残したいと思います」とそれぞれ語るなど、不安以上に期待の方か大きい様子だ。

売れない芸人の先輩・後輩の日常と絆を描いたこの物語は、単なる“お笑い芸人の物語”でなく、成功を夢見る若者が現実と夢の狭間で苦しみながらも、自分らしく生きる様を描く二人の若者の青春物語。総監督を務める廣木隆一は、原作を読んだ際に「文学的で、洗練された感じ」と感じたそうだ。原作の世界観を壊さず、文字の持つ表現や、風景・間・テンポなどの文体の行間をうまく映像で表現したい、と語っている。

Netflixオリジナルドラマ「火花」は2016年春オンラインストリーミング予定。

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