ちょっと上品“美食テロ”映画、美食家5人が撮影厳禁の名店を案内。

2015/09/17 14:32 Written by Narinari.com編集部

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“食べる”を極める美食家たちに導かれ、地球の果てまで旅する至高のグルメ・エンタテインメント映画「FOODIES」(原題/スウェーデン作品)が、このたび、邦題「99分,世界美味めぐり」として2016年1月30日(土)より、角川シネマ有楽町・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開されることが決定した。

本作は、世界中に点在するミシュラン星付きレストラン、その取材お断りの店にまで、初めてカメラが潜入。スクリーンに映し出されるのは、超一流シェフ入魂の撮影厳禁の料理の数々だ。なぜ、このようなことが許されたのか? それはレストランへの案内役を務める5人のおかげ。最高のレストランを求めて地球を駆け巡る彼らは“フーディーズ”と呼ばれ、SNSを駆使して情報を発信している。なかでも本作に登場する5人は現在、美食家の最高峰と称えられ、カリスマシェフからの信頼も厚く、どんな予約困難なレストランでも、たちどころに席を確保する面々なのだ。

そんな彼らが研ぎ澄まされた五感を使って味わうのは、ニューヨーク、コペンハーゲンなどの「これが料理!?」と驚く斬新な盛り付けの最先端のひと皿から、中国の山奥の悠久の歴史が凝縮した料理まで。“フーディーズ”達のガイドで、世界中の“旅行してでも行く価値がある”とされるピエール・ガニェール(パリ)やフロコン・ド・セル(メジェーヴ)をはじめとする三ツ星や、“遠回りする価値がある”とされる二つ星、今最も熱いとされるレストランなど全29店が登場し、その中には日本が誇る菊乃井(京都)、鮨さいとう(東京)、神保町 傳(東京)、都寿司(東京)といった一度は行ってみたい名店も。

このたび解禁された予告編(//www.youtube.com/watch?v=Xt6ohTpfuyY)が捉えるのは、芸術的な一皿の数々や、「一日に60食以上食べることもある」という“フーディーズ”の美食への桁外れの情熱、食事に舌鼓を打つ彼らの傍らに置かれたカメラやスマホといった今どきの光景。さらに、名店の一流シェフ達が語る仕事へのこだわりや“フーディーズ”達への印象など貴重な生の声も捉え、美食ドキュメンタリーである本作の魅力がたっぷり伝わるものになっている。

なお、本作は第28回東京国際映画祭のパノラマ部門への公式出品が決定している(上映日程などは後日発表)。

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