「孤独のグルメ」Season5決定、五郎ついに海外へ&18年ぶり原作新刊も。

2015/08/25 06:00 Written by Narinari.com編集部

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俳優・松重豊(52歳)主演の人気ドラマシリーズ最新作「孤独のグルメ Season5」が、10月2日深夜0時12分よりスタートすることがわかった。本作は個性的な作品を次々と生みだしているドラマ放送枠「ドラマ24」の10周年作品となる。

松重演じる主人公・井之頭五郎が、仕事の営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ「孤独のグルメ」。

松重があまりにおいしそうに食べるため、深夜にも関わらず、視聴者の食欲を刺激してまう“夜食テロ”として知られる本作は、2012年1月の第1シリーズ放送から、シーズンを重ねるごとに視聴率は上昇中だ。そうした好調を受け、わずか3年半で第5弾と異例のハイペースで新シーズンが制作されている。

今回の「孤独のグルメ Season5」は、コンセプトはそのままに、主人公の行動範囲に小さな変化が生まれる。これまで同様に「Season5」も、都内を中心に仕事をしながら、時には地方へ出張にも行くが、今回は日本を飛び出し、なんと海外へ。いったい五郎はどこへ行き、何を食べるのだろうか。

なお、今回のドラマの放送タイミングに合わせ、18年ぶりとなる原作コミック待望の続刊「孤独のグルメ2」の発売(9月29日発売)も決定。2015年秋は、ドラマ、コミックの両方で「孤独のグルメ」が巷を席巻しそうだ。

放送局はテレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビ大阪・テレビせとうち・TVQ九州放送。テレビ大阪のみ、翌週月曜午後11時58分(10月5日スタート)となる。


☆主演:松重豊コメント

先日、さる高名なお寺の方が、断食中に空腹を紛らわすために、「孤独のグルメ」のDVDを見ていると聞きました。その声に背中を押されてのSeason5です。
このシリーズは、視聴者の方が飽きたら終わりですので、よろしくお願いします。僕の内臓がどこまでもつかわからないので、今年できることを今年やります。


☆原作者:久住昌之コメント

3年前「孤独のグルメ」が初めてドラマ化された時には、こんなことになるとは夢にも思いませんでした。最近は取材で全国各地に行くたびに、たいていどこかで声をかけられます。去年の暮れはとうとうパリの凱旋門で中国人留学生に声をかけられました。正月にはソウルで、韓国のファンに一緒に写真撮らせてくださいと言われました。みんなドラマを見ていると言います。嬉しいけど恥ずかしいです。
さらにドラマに先駆け、マンガも約20年ぶりに「孤独のグルメ2」が出ます。
気を引き締め、初心に戻って淡々としっかり面白い台詞や音楽をがんばるつもりですので、どうぞよろしくお願いします。


☆プロデューサー:川村庄子コメント

1年と3か月ぶりに「孤独のグルメ」が帰ってまいりました。いよいよ「Season5」、久々の食欲の秋です。夏が2度続き、ちょっとはっちゃけた感ありの「孤独のグルメ」でしたが、この秋はちょっとクールにハードボイルドさを出してみよう、などと思いつつも、お腹が空いたらどうなるかわかりません。五郎さんが訪れるお店は、あいもかわらず「孤独のグルメ」スタッフがこの炎天下の中、足と舌で日々探し求めたお店。スタッフ一同前のめりで頑張ってます。秋の夜、みなさまと、またリアルタイムでつながりほっこり盛り上がる、至福の時間を今から心待ちにしています。「孤独のグルメ」50回目のSeason5初回放送から忘れずにご覧いただけますよう、よろしくお願い致します。


☆ドラマ「孤独のグルメ」とは

個人で輸入雑貨商を営む“井之頭五郎(いのがしら ごろう)”は、商用で様々な街を訪れる。そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする。そこで、言葉で表現できないようなグルメたちに出合うのだった――

料理のうんちくを述べるのではなく、ひたすら主人公の食事シーンと心理描写をつづり、ドキュメンタリーのように淡々とストーリーが流れていく人気マンガ「孤独のグルメ」を実写化した作品。ドラマに登場する店は原作に登場するものではなく、実在する“味な店”を、毎回番組スタッフが自らの足で探している。

また、ドラマの終わりには、原作者・久住昌之が舞台となった店を訪れる「ふらっとQUSUMI」コーナーを設けているほか、ドラマのシナリオや音楽にも原作者が関わっている。


☆原作コミック「孤独のグルメ」とは

1994〜96年にかけて連載され、1997年に単行本化。その後、文庫版、新装版が発売されたことで売れ続け、累計58万部を超えるロング&ベストセラーになっている。2008年から連載が再開され、「週刊SPA!」にて不定期に掲載中。スローペースながら、新作が発表されるたびに話題を呼び、モデルとなったお店に“巡礼”に訪れるファンが後を絶たない。フランス語、スペイン語など9言語に翻訳され、海外でも人気がある。


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