たかみな卒業に秋元康コメント「高橋みなみはあと一年、全力で走ります」。

2014/12/09 11:35 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ(23歳)が、12月8日に同グループからの卒業を発表したことを受け、総合プロデューサーの秋元康氏がトークライブアプリ「755(ナナゴーゴー)」でコメントを発表した。

コメントの全文は次の通り。

※※※ ※※※ ※※※

2005年12月8日、東京の秋葉原にある専用劇場でAKB48は誕生しました。
オーディションに合格した二十数名のメンバーは、
完成したばかりの小さなステージで不安そうに僕を見ていました。
これから何が始まるのか、誰もわかっていませんでした。
まるで、出来たばかりの野球部に入部して来た“未経験者”の集まりでした。
野球をやったこともない素人、リトルリーグに入ってはいたものの芽が出なかった者、
中には、運動音痴もいました。はっきり言って、落ちこぼれ集団、
日本一の弱小チームです。そんな彼女たちを前に僕は言いました。
「みんなで甲子園(東京ドーム)へ行こう」

中学生だった高橋みなみも前田敦子も板野友美も峯岸みなみも、
高校生だった小嶋陽菜もきょとんとしていました。
「この人は何を言っているのだろう?」と。それから、毎日、レッスンして、
小さな劇場のステージで公演を重ねました。日本一の弱小チームです。
それでもあきらめずに、練習し続けました。あれから、9年。僕は気づきました。
「AKB48はアイドルグループというより、日本一の弱小チームが頑張って
夢を叶えるまでのドキュメンタリー」だと。
あんな弱小チームですら、頑張れば夢が叶うのか?それを証明するためのグループです。
じゃあ、私だって…、僕だって…と、
みんなが夢に向かって走り出してくれればいいなと思います。
高橋みなみは、与えられた区間を、いや、与えられ
た以上の区間を、あと一年、全力で走ります。
だから、応援してくださっているみなさんも、是非、それぞれ、自分の夢に向かっ
て走って欲しいと思います。僕を含めて、こんな弱小チーム、
へなちゃこチームですら、東京ドームでコンサートを開いたり、
紅白歌合戦やレコード大賞に呼んでいただけるようになったんですから、
君にもできます。
AKB48と一緒に夢に向かって走りましょう。9年間、応援ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

AKB48グループ総合プロデューサー 秋元康

※※※ ※※※ ※※※

ほかにも、9周年のライブには大島優子も駆けつけ、高橋の卒業発表のときに号泣していたことや、会場にいなかった指原莉乃からLINEが来たことなども、755で語っている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.