ビーチで熱戦“全裸の運動会”、同種イベントで逮捕に抗議の意味も。

2014/10/06 20:13 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


古代オリンピックでは、男性が裸体のまま走ったり、やり投げや円盤投げ、あるいはレスリングなどをしていたというが、21世紀の今でも“裸”で運動会を行っている人たちがいると話題を呼んでいる。

「すてきな日にビーチにいて、誰が服を着ていたいと思うでしょう。自然で自由であるほうがより良いのです」と語るジョージ・デイヴィスさん。2008年以来、6年もの間、米サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ近くにあるベイカー・ビーチで、ヌーディストたちが集まるこの運動会を主催している。

短距離走、やり投げ、相撲、レスリング、それにクラブウォーク(カニ歩き/本来は背筋を鍛える運動)と呼ばれる、大事なところに視線が行きがちになる走り方で敢えてレースをする――といった競技を行っているそうだ。

サンフランシスコでは2013年2月に、一部の公共の場で裸になることを禁じたが、デイヴィスさんと彼の弁護士は、ベイカービーチは市とも州とも関係ない国立公園のビーチであることから、法に抵触していないと考えているという。ゴールデン・ゲート国立保養地の広報も「淫らで挑発的でない限り、ヌードは問題にはならない」と語っているそうだ。

2014年10月4日に行われた今年の“裸の運動会”は、風の穏やかな12時に開始。紫外線は強かったため、敏感なところには日焼け止めクリームを塗るなどのケアが推奨されたという。会場はすべての観戦したい人に開かれており、もちろん観客は服を着ていても良い。また、今回はマレーシアで同様のイベントを行い逮捕された人たちへの抗議の意味も込めたもので、18人から20人の参加者が集まったとされている。

この運動に対しネットでは「すばらしいね、まったくピュアな自由だ」「芸術的でさえあるね」「自分も参加してみたい」と称賛するものが多い。また中には「判断するには画像が足りないなぁ」「科学的に見たいから、とりあえず写真を増やして」といろいろな興味を覚えた人のコメントも寄せられている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.