有村架純もユルユル女子戦隊に、福田雄一「女子ーズ」に旬な女子5人。

2014/01/24 12:04 Written by ナリナリ編集部

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「勇者ヨシヒコ」や「コドモ警察」「HK/変態仮面」などで一躍ヒットメーカーとなった福田雄一監督の最新作「女子―ズ(ジョシーズ)」(配給:キングレコード)。“ユルユル女子戦隊”の活躍(?)を描く本作に桐谷美玲(24歳)が主演することは先日発表されているが、1月24日、新たに戦隊メンバーのキャストが発表された。藤井美菜(25歳)、高畑充希(22歳)、有村架純(20歳)、山本美月(22歳)と、いま最も旬な女子5人の女子が参戦する。

「女子ーズ」は、福田監督が「これが作りたい!」と長年構想を練っていた、“戦隊ヒーロー+女子”のオリジナル脚本のヒーローコメディ。戦隊物に欠かせないコスチューム、怪人、秘密基地、そして巨大ロボまでもが、「勇者ヨシヒコ」で培われた、細部へのこだわりとハンドメイド力をさらにグレードアップした“福田雄一クオリティ”で登場する。

桐谷は、生真面目な性格から女子―ズのリーダーとなるレッド(赤木直子)を演じるが、今回発表された面々は、かなりギャルなブルー(青田美佳)に、「武士の家計簿」「MONSTERZ モンスターズ」など数々の映画・ドラマのほか、最近では韓国での活躍も注目される藤井美菜、極めて貧乏なイエロー(黄川田ゆり)に、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」での卯野め衣子(杏)の義理の妹・西門希子役で一躍注目を集めている高畑充希、夢見る劇団員グリーン(緑山かのこ)に、「あまちゃん」で大ブレイクを果たし、月9ドラマ「失恋ショコラティエ」など話題作への出演が続く有村架純、すこぶるお嬢なネイビー(紺野すみれ)に、「桐島、部活やめるってよ」で一躍注目を集め、映画「黒執事」や現在放送中の連続ドラマ「僕のいた時間」など話題作への出演が相次ぐ、現役CanCamモデルの山本美月と、錚々たるメンバーたちだ。

本作の撮影は昨年3月に行われており、その後、女子ーズの出演メンバーが、それぞれ大躍進を果たした。そのため、いまでは二度と見られないかも知れない、華やかな共演となっている。

特撮ヒーローの聖地である採石場での怪人や戦闘員との戦いでは、スタントコーディーネーター指導による本格的な格闘シーンもありつつ、5人の女子力を活かしたトークによる口撃も見どころの一つ。「俺はまだ本気だしてないだけ」「HK/変態仮面」など、意外性のキャスティングと独自の演出に定評のある福田監督のもと繰り広げる、驚異の変身ぶりに注目だ。

また、このたび“女子ーズ”の5人が勢ぞろいしたポスターも解禁された。ポスターでは、本編撮影時に綿密に振りつけた、ぞれぞれの決めポーズを披露している。

ちなみに“女子ーズ”のコスチュームは、「逆境ナイン」「燃えよペン」「アオイホノオ」などの熱血漫画家として知られる島本和彦氏がデザインを担当。故・石ノ森正太郎氏を師と仰ぎ、「ウルトラマンG」「仮面ライダーZO」などの特撮ヒーローマンガの第一人者ともいえる島本デザインにより、昭和の特撮ヒーローを彷彿させる、懐かしくも可愛らしい戦隊ヒロインのコスチュームに身を包んだ女子―ズが誕生した。

これには福田監督も「カッコ良くも、とても美しくてかわいい仕上がりになった」と大満足。ポスター背後にぼんやり浮かぶ司令官チャールズを演じる佐藤二朗をはじめ、安田顕、皆川猿時など、福田作品常連メンバーの安定した怪演、妙に完成度の高い怪人と対峙する若干チープな“女子―ズロボ”など、ディテールにこだわりつつも、脱力感溢れる福田雄一ワールドが全開だ。

映画「女子―ズ」は6月7日(土)全国ロードショー。


☆「女子ーズ」ストーリー

光と闇が一心同体であるように、この世に悪がある限り、必ず現れる正義の味方。世界征服を企み、地球に襲いくる邪悪な怪人を倒すため、“名字に色が入っている”というただ一つの理由で司令官チャールズの元に集められた5人の女たち。

過剰に真面目なレッド、かなりギャルなブルー、すこぶるお嬢なネイビー、極めて貧乏なイエロー、 夢見る劇団員グリーン。不本意ながら“女子ーズ”となった5人は、いきなりの展開に疑問を感じながらも、全員が揃ったときに繰り出す無敵の必殺技“女子トルネード”を武器に怪人との戦いに挑む!

しかし、恋に仕事に、美容にヤボ用と、なにかと多忙な女子たちはなかなか揃わない。なぜなら女子とは、そういうものだからである……。

果たして、次々と現れる怪人たちを倒し、片手間で世界の平和は守られるのか!?

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