世界一高価な“金”のキャビア、色素持たない金のチョウザメから採取。

2013/11/13 13:05 Written by Narinari.com編集部

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高級グルメ食材専門ネット通販サイトの青山グルメマーケットは、世界一高価なゴールドキャビアとして知られる「アルマスキャビア ベルーガ」の販売を開始した。内容量28.5gで、価格は9万円(税込み)。

世界三大珍味のひとつに挙げられる高級食材のキャビアだが、「アルマスキャビア」はゴールドの輝きが豪華で美しい、世界で最も高価なキャビア。通常のキャビアは黒ずんだ色をしたチョウザメから、黒ずんだ色のキャビアが採れるが、このキャビアは奇跡的な確率で生まれた色素を持たない金色に輝いたチョウザメから採れた貴重なキャビアで、美しい金色をしている。

アルマスキャビアの“アルマス”とはダイヤモンドの意味で、かつてイランではシャー(王)専用の食べ物でした。世界のキャビアマーケットでもほとんど流通しておらず、その希少性の高さから金に最も近い価値を持つ食材と言われている。そのため、世界の富裕層や美食家もその存在は知っていても実際に食したことのある人は多くはないという。

通常、チョウザメからキャビアを採取する際には腹を割くため、一匹から一度しか採卵できないが、この「アルマスキャビア ベルーガ」は世界最先端の技術で、特殊な器具とマッサージによりキャビアを採取している。

キャビアが採卵できるようになるまでには、チョウザメを20年以上もの歳月を重ねて育てる必要があるが、その貴重なチョウザメの命をたった1度の採卵のために終わらせることなく、その後も生かして約2年毎に産卵できるのがこの技術の大きな特長。倫理的で環境保護にも役立ちながら、経済的にも優れた技術を用いているというわけだ。

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