トレードマークである“赤いほっぺ”を紛失していたことが発覚し、10月30日より都内で捜索活動を開始した熊本県のイメージキャラクター・くまモン。31日には、東京ドームシティ（東京都文京区）で捜索活動を実施した。

東京ドームシティにはさまざまなアトラクションがあるが、くまモンが捜索に選んだアトラクションは、東京の街を見渡せる大観覧車「ビッグ・オー」。くまモンが観覧車乗り場に姿を現すと、30日のニュースを観て集まったくまモンファンや、東京ドームシティに遊びに来た家族連れから「くまモン、がんばって！」などの応援やファンが手作りした“赤いほっぺ”のプレゼント、果物の差し入れなどを受け取っていた。

ニュースで“赤いほっぺ”を必死に探しているくまモンを観て、いても立ってもいられなくなったという女性は、「くまモンが“ただの熊さん”になってしまい、とっても悲しそう。早く見つかってほしいです」と心配そうな表情で話していた。

くまモンは多くの人の声援や差し入れで少し元気になった様子だったが、観覧車を2周しながら東京ドームシティ全体を捜索したところ、残念ながら“赤いほっぺ”は発見できず……。

観覧車を降りたくまモンは、“赤いほっぺ”が見つからずひどく落ち込んでいたが、集まった人たちに捜索への協力を呼びかけるビラを配り、多くの人の応援を背に、新たな場所へと捜索に向かった。

捜索開始から一夜明け、くまモンは「みんなに心配かけて申し訳ないモン。早く見つかってほしいんだモン」とコメントしている。