ナイナイANNファン4000人が列、地元・大阪でムック本発売イベント。

2013/09/09 05:40 Written by Narinari.com編集部

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1994年の放送開始以来、20年目に突入したラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。同番組のムック本である「ナインティナインのオールナイトニッ本」は、現在シリーズ累計60万部を突破する人気本だが、9月9日(月)には、シリーズ第5弾となる「有楽町絶体絶命史 ホワイトナイト編」が発売される。

本作はナインティナイン本人の責任編集により、「結婚」をテーマにした「矢部浩之×青木裕子おノロケ対談〜幸福(しあわせ)になるための22(夫婦)のルール〜」「待たせたな!!岡村隆史の逆プロポーズ大作戦〜いま、会いにゆきます〜」などの注目企画を掲載。発売前からリスナーを中心に話題を呼んでいる一冊だ。

発売日前日の9月8日(日)には、大阪府茨木市のハイパーブックスゴウダにて、先行販売イベントが行われた。当日集まった人の中から抽選で125人が、ナインティナインのトークも聴けるスペシャルな即売イベントに参加できるほか、抽選に漏れた人のためにも、イベント後に2人が自ら即売会を実施するとあって、同書店には朝から続々とリスナーが集結。昼過ぎには、なんと約4,000人が列を作る大盛況となった。

抽選会を前に、まずは2人が集まったファンを前に挨拶。大歓声に迎えられた矢部は「こんなにたくさん集まっていただいて、ビックリしております」とひと言。岡村が「イベントは125人のみで全員入ることはできませんが……本は皆さんの分ありますので、後ほどそこでお会いできると思います!」と呼びかけると、さらに大きな歓声が上がった。

また、隣接するアミューズメント施設に、偶然にも「めちゃ×2イケてるッ!」メンバーの1人、重盛さと美が来場していることに触れ、「(抽選に漏れた人は)隣に重盛が来てるみたいなんで、そっちを見てあげてください」(岡村)と笑わせるひと幕も。こうしたトークで、イベント開始前ながら、早くもボルテージはMAXとなっていた。

抽選会を経て、いよいよ選ばれし125人のみが参加できるトークイベントがスタート。時報に続いて2人による「ナインティナインのオールナイトニッ本〜有楽町絶体絶命史ホワイトナイト編〜リスナー限定先行発売会 in ハイパーブックスゴウダ!」とのタイトルコールが響き渡り、客席は大興奮。「オールナイトニッポン」のテーマ曲に乗って2人が会場に現れると、熱い拍手が沸き起こった。

「おめでとうございます!」と選ばれた会場のファンへのお祝いの言葉とともに、さっそくトークに突入。「今回のはちょっと家族に持っていくのも恥ずかしい表紙。カバーかけてもらおうかな」(岡村)など本の内容に関してはもちろん、大阪ならではの地元ネタもたっぷり。茨木市と言えば、2人の出身校・茨木西高等学校のある街だが、「(学校から書店のある界隈までは)微妙な距離があって、あんまり思い出ないんですよね」(矢部)、「吹田寄りならわかるんですけど。懐かしいなあって言ってますが、それ嘘なんです」(岡村)とのこと。さらに「高校ならこのあたりはどこが近いの?」と質問を投げ掛けたりと、和気あいあいとした雰囲気が広がる。

「遠くから来たという人は?」との問いかけには、東京や香川、山口などの回答があり、「なんでまた!」(矢部)、「明日、買えますよ?」(岡村)とツッコミつつも、嬉しそうな2人。また、客席を見渡して岡村が「こうやってみると、いつの頃からか男の人が多くなってしまいましたね。昔はもっと『キャーッ!』って言われてたんですけど、今は『ウオーッ!』って」と感想を述べると、確かに男性比率がかなり高めの客席は大爆笑。さらに番組でもらったプレゼントを持参した人や、ハガキを読まれた人などが名乗りを上げ、大いに盛り上がりを見せた。

ここで「ぼちぼちコーナーに」とのことで、「125(ワンツーファイブ)岡村隆史のタンデム即バイク会!」とタイトルコール。125cc限定オートマ免許を取得した岡村が、「即売会、いや即バイク会とひらめいた!」と、同書店にバイクを用意してもらったそう。「本当は、乗せて風を感じさせてあげたいけど……」(岡村)さすがにそれは無理ということで、バイクにまたがりファンと握手することになった。

ひとりひとり順番に握手して本を手渡しながら「ありがとうございます」と声をかける2人。ちびっ子ファンには「ほんまにラジオ聴いてるか!?」と詰め寄って笑わせたり、もらったプレゼントに感激したり……話が弾んで列が伸びることもしばしばだった。

最後は本を手にしたファンと一緒に、元気いっぱい記念撮影。125人との濃密なひとときは、こうしてフィナーレを迎えた。

この後に開かれた囲み会見では、約4,000人もの人が集まったことについて「ホームですから!『オールナイトニッポン』スタッフも、ホームでの僕らのパワーを知らなかったみたいですね。1,000人ぐらいしか集まらないんじゃないかという見込みだったのか、時間が押してしまって」と胸を張った岡村。会場にハガキ職人はいなかったそうだが、矢部によると「私も“裕子”です、という人はいました。どうりでかわいいなと言っておきました」。

タイムリーな東京オリンピックに関する質問も相次ぎ、岡村は「あの手この手を使ってキャスターをやろうと思います! もっと吉本に頑張ってねじ込んでもらわないと……」と7年後に向かってやる気の発言。

矢部には「奥さんと岡村さん、どちらかと組んでキャスターをするなら?」と厳しい二択質問も飛び、「難しいなー! 相方とはサッカー部で知り合っているので……。嫁はあんまりスポーツは得意じゃないみたいですし」と悩む矢部に、岡村は「3人でも別に構わないですよ。何なら4人でも」。これにはすぐさま「もう1人誰やねん!」とツッコミが入っていた。

もちろん本についても、それぞれ「表紙でおわかりのように、僕はすごい幸せで、嫁とおノロケ対談やってますんで。そして岡村さんはなんと逆プロポーズということで、バンバン女性にプロポーズしています。面白くなってますので、ぜひご覧ください」(矢部)、「1,000円ですから、めっちゃ安いです。CDも2枚ついてて、こんな本ないですから。お願いします!」(岡村)としっかりPR。

会見後はハッピ姿で書店のレジに入り、トークイベントに入れなかったファンへの即売会に全力投球。ここでも握手とともにひとりひとり言葉を交わしながら、リスナーたちと触れ合っていた。

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