東野圭吾が3作連続の首位獲得、同一作家による小説では初の快挙。

2012/10/25 04:00 Written by Narinari.com編集部

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10月13日に発売された東野圭吾の「ガリレオ」シリーズ第8弾「禁断の魔術ガリレオ8」(文藝春秋)が、週間4.6万部を売り上げ、10月29日付けのオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門で1位を獲得したことがわかった。3月に発売された「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、8月に発売された「ガリレオ」シリーズ第7弾に続く3作連続の首位で、同一作家による小説作品の3作連続首位は今回が初となる。

「ガリレオ」シリーズは、天才物理学者・湯川学が事件の謎を解いていく推理小説。本作は、シリーズ初の完全書き下ろしで、愛弟子に対し、湯川が驚愕の行動をとる「猛射つ」ほか、「透視す」「曲球る」「念波る」の全4作が収録された短編集となっている。

主人公のこれまでにない新たな面が描かれている本作への評価は高く、また先月9月末には福山雅治の主演でシリーズ第2弾の映画化が発表され話題となっていることもあり、再びシリーズへの注目度が高まることは必至。来週以降のセールスの伸びにも期待がかかる。

そのほか今週のBOOK(総合)部門は、2位にiPhone、Androidのゲームを紹介する「ファミ通App iPhone&Android NO.004』(エンターブレイン)が、3位には拉致被害者の蓮池薫さんが“北”での24年間を初めて綴った手記「拉致と決断」(新潮社)が初登場。

また、先週71位に初登場した2012年ノーベル医学・生理学賞受賞者・山中伸弥教授初の自伝「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」(2012年10月10日発売・講談社)が13位に急上昇、TOP10入りを目前とした。

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