「なまえのないえのぐ」が大賞、コクヨデザインアワード2012を発表。

2012/10/19 08:27 Written by Narinari.com編集部

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コクヨは、使う人ならではの優れた商品デザインを、広く一般ユーザーから集めて商品化を目指すコンペティション「コクヨデザインアワード2012」の受賞作品を発表した。国内外から応募された合計1,170作品(国内1,033点、海外137点)の中から、グランプリ1作品、優秀賞3作品が選ばれている。

グランプリに選ばれたのは、色の三原色の組み合わせで色を表現した「なまえのないえのぐ」。色の名前を限定せず、自分で色を生み出せることに気づかせてくれる絵の具――というコンセプトだ。

優秀賞には、目の前の対象物を透過して描き出し、子どもの自由な発想をサポートする透明板付きのホワイトボード「ESORA(エソラ)」、異なる紙素材やデザインが紙束になった知育画用紙「かみたば」、飛び出す絵本のように、開くと机と椅子が起き上がる学習用家具「Pop-up Campus(ポップアップ キャンパス)」が選ばれている。

「コクヨデザインアワード」は、“顧客起点でのモノづくりをより強化する”ことを目的に、2002年にスタートした。10回目(2010年開催のみ休止)を迎えた今回のテーマは「Campus『ノートを超えろ!』」。「Campus」は1975年の誕生から37年が経った現在、ノートだけではなく、文房具から家具、空間にまで“学びをサポートする”ブランドへと再構築されており、そんな「Campus」ブランドを表現する斬新なデザインを募集した。

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