食材選びマックのサンド創作、マクドナルド・スイスの企画が大好評。

2012/10/17 17:00 Written by Narinari.com編集部

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日本のマクドナルドが独自メニューを投入しているように、スイスのマクドナルドも、スイス人の味覚にあった新しいサンド(ハンバーガー)をいくつも開発・投入している。例えばスイスの国民食“レシュティ”という、揚げたポテトを使った「マックレシュティ」や、小型のソーセージ“シポラタ”を使った「マックシポ」など、ご当地の食材を活かしたメニューの数々を販売してきた。そしてこのたび、マクドナルド・スイスは新たな可能性を提供するべく、ユニークなキャンペーンを展開している。それは消費者に好みのサンドを考えてもらい、人気投票によって商品化するという試みだ。

具体的にはこうだ。まず、マクドナルド・スイスが用意した特設サイトにアクセスする。そこでは自分好みのパンやパティ、野菜などを選択可能だ。パティはビーフ、仔牛肉、揚げたチキン、焼いたチキン、ソーセージや、ベジタリアン用のパテなどをラインアップ。それらのパティにふさわしいパンも、「ロイヤルチーズバーガー」に用いられる特別なバンズや、イタリアのチャパタ、ドイツ風パン、マックリブ用のパン、田舎風パンなどから選ぶ。

ほかの具材も5つ選択できるが、ベーコンやトマトといった定番だけでなく、チーズだけでも9種類以上、トルティーヤやパイナップルなどでもOK。ソースも幅広い選択肢があり、悩ましくも楽しい企画だ。

こうして創作したサンドは、サイト上のギャラリーに掲載。投票を経て、最も美味しそうな10のサンドが専門の審査員により実食され、5つまで絞る。最後に、いくつかの実際の店舗で提供し、最も評判の良かったサンドを3つ、2013年3月29日から5月11日に、スイス国内の全店で販売する――という流れだ。

また、最終的に選ばれた3つのサンドのレシピの考案者は、広告キャンペーンにも登場。「一躍有名になれる」とマクドナルド・スイスは宣伝しているようだ。

現在のところ特設サイトでは、創意工夫を凝らしたレシピにキャッチーな名前をつけるといった、和気藹々とした“勝負”が繰り広げられている。人気投票の上位は、ベーコンとソーセージをメインにルッコラとパイナップルを組み合わせたメニューや、「クリスマス」と名付け、トマトやたまねぎの赤と白のコントラストをアピールしたメニュー、チャパタや仔牛を使った高級志向のメニューなどが人気を集めているようだ。

ギャラリーに掲載された創作サンドは、すでに1万以上もあるほど好評なこの企画。10月28日のエントリー締め切り日まで、まだまだたくさんのサンドが誕生しそうだ。

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