歌手で俳優の福山雅治が自ら取材にあたり、ロンドン五輪の興奮と感動を収めたムック「LONDON 2012 福山雅治×ロンドン五輪」（8月30日発売・朝日新聞出版）が週間2.4万部を売り上げ、オリコン“本”ランキングBOOK（総合）部門で、5位に初登場したことがわかった。この数字は、2008年の同調査開始以来、五輪関連本としては過去最高の売上部数と順位。なお、ジャンル別スポーツ関連部門では首位を獲得している。

これまでの同ランキングにおける五輪関連本の最高位は、2012年9月3日付けで「NumberPLUS ロンドン五輪永久保存版」（文藝春秋）が記録していた23位。最高売上部数は2008年9月に発売された「NumberPLUS 10月号2008 北京オリンピック完全保存版真実。」（文藝春秋）の1.5万部だった。

同ムックは、福山雅治がロンドン五輪開催期間中に朝日新聞で連載していた「FUKUYAMAアングル」をもとに、13日間にわたる現地取材を福山自身の撮り下ろし写真と語り下ろしで完全収録。2000年のシドニー大会以来、五輪取材を続けてきた福山ならではの視点で、スポーツの祭典を切り取っている。

また、今週のBOOK（総合）部門首位には、TV誌「TVガイド」で17年目に突入した番組連載「SMAP×SMAP新聞」をまとめた、5か月連続スペシャルブックの第4弾「SMAP×SMAP COMPLETE BOOK 月刊スマスマ新聞vol.4 〜YELLOW〜」（東京ニュース通信社）が、週間売上7.3万部で初登場。第1弾から4作連続の首位獲得を達成した。