11月27日にチケット約13,000枚ソールドアウトの初の日本武道館公演が大成功に終わったTHE BAWDIESが、2012年1月10日からスタートする向井理主演ドラマ「ハングリー！」（関西テレビ・フジテレビ系／火曜22時）の主題歌を担当することがわかった。THE BAWDIESの楽曲がドラマの主題歌に起用されるのは初めて。

「ハングリー！」は“ロック＆フレンチ”をテーマに、舞台となるフレンチレストランで繰り広げられる人間模様をコメディタッチで描いた作品。向井のほか、瀧本美織、国仲涼子、塚本高史、三浦翔平、川畑要（CHEMISTRY）、稲垣吾郎（SMAP）、佐藤勝利（Sexy Zone）などが出演し、脚本は「カバチタレ！」「ランチの女王」などの大森美香、演出は「ブスの瞳に恋してる」などの本橋圭太らが担当する。

主題歌はドラマ「ハングリー！」のために書き下ろした楽曲で、シングルは2012年2月8日に発売が決定。12月13日に最終回を迎えるドラマ「HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜」放送終了後にオンエアされる「ハングリー！」のPRスポット（番宣告知CM）では、THE BAWDIESの「HOT DOG」が流れる予定だ。向井が登場するPRスポットに、旧作ではあるもののTHE BAWDIESの楽曲が使用されるのは、いわば主題歌発表前に先駆けたコラボレーション第一弾となる。

今回の主題歌について向井は「最初にTHE BAWDIESにお会いした時に、“THE BAWDIESっぽいものができれば、かっこいいものになる”と思いました。初めて、この曲を聴いた時は、シンプルだけど無駄がなくて、かっこよくて、THE BAWDIESらしいなと思いました。シンプルだからこそ、誤魔化しがきかないから男らしいなと。渋めの声と音で、かっこいいけど、ちょっと懐かしいロックの感じがあって、素敵な曲を作って頂きました」と感激した様子。

そして「これまでの『ハングリー！』 の撮影でやってきた感じが間違ってなかったともイメージできました。この曲のおかげで、これからの撮影がもっと楽しみになりました！曲を聴きながら現場に行きたいので、早く完成したCDが欲しいですね（笑）。ハートに届く曲なので、ドラマにぴったりだと思います！！」とワクワク感が伝わってくるコメントを寄せた。

また、関西テレビの河西秀幸プロデューサーは、ドラマにはまるロックな主題歌を模索している中でTHE BAWDIESに出会ったことを明かし、「THE BAWDIESのロックンロールを初めて聞いた時、唯一無二な音楽性で、懐かしくもあり、でも新しくもあり、圧倒的なパワーに衝撃を受けました」と起用の理由を説明している。

THE BAWDIESのROY（ボーカル）は主題歌に決まった感想を「とても嬉しいです！ロックンロールは、皆で歌い、皆で踊り、皆で楽しむ、そして、皆で前に進もうという最高のダンスミュージックだと思ってます。より多くの方々に僕らのロックンロールが届き、皆様にパワーを送れる事がとても嬉しいです！」と喜びいっぱいにコメント。楽曲は「ドラマの雰囲気に合うように、聞いた人が下を向かず、上を向き前に進んで行けるような明るいパワーと、温かい愛をテーマにしました」とのことだ。

向井の印象は「世代も近く音楽やスポーツその他趣味など共通の話題も多く、温かい方」と感じたそうで、「お会い出来たことにより楽曲を制作するにあたっての大きなヒントを得ることが出来ました。ぜひ今度はゆっくりと一緒に音楽やスポーツを楽しめたらいいなと思いました」と、今後の交流に期待を寄せている。

ちなみに、THE BAWDIESの今後については「音楽の喜び、真っ直ぐ進んでいく勇気、温かい愛をロックンロールと共に叫びながら、日本に少しでも多くの笑顔が生まれるよう、全力で進んで行きたいです。そして僕らが夢を叶えていく事が皆様への大きなメッセージに繋がれば、最高にうれしいです。KEEP ON ROCKIN'！！」と語っている。