お見合い268連敗の31歳男性、テレビ番組出演も24人に断られまた散る。

2011/08/18 16:12 Written by Narinari.com編集部

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「私が拒んだ回数以上に、私が拒まれた回数のほうが圧倒的に多いです」。そう語るのは、中国の遼寧省大連市で暮らす31歳の男性・徐昌盛さん。学生時代から現在まで女性と出逢う機会に恵まれなかった徐さんは、長らくお見合いという手段で“理想の結婚相手”を探し求めている。しかしこの男性、これまでに200回以上ものお見合いに臨みながら、一度もうまくいった試しがないそうだ。  

中国紙揚子晩報などによると、徐さんがお見合いをするようになったのは20代のはじめ頃、今から8年半ほど前のこと。以来、これまでに臨んだお見合いは実に268回にも上るそうで、普通のお見合い以外にも自らお見合いイベントを開催したり、公園で自分のプロフィールを掲げて結婚相手を募集したりと、結婚へ向けてさまざまな活動を積極的に行ってきた。しかし、結果はすべて失敗。そうこうしているうちに年齢も30代に突入してしまった。

実際に徐さんと対面した地元紙記者の印象では、彼は少々せっかちなところがあるようで、話す際に少しどもってしまうことがあるそう。ただ、そのほかにはこれといった欠点はなく、また、結婚相手へ求める条件もそれほど高いものではない。具体的には相手の身長は162センチ〜170センチ、年齢は29歳〜33歳、容貌には特にこだわっていないとのこと。そのため、これほどまでに徐さんが連敗を続ける原因を、本人も含めて誰もよくわからない状況だ。

徐さんは可能ならば同い年(1980年生まれ)の女性との結婚を希望している。それは「自分の両親が同い年でとても仲が良く、そんな幸せな結婚生活に憧れている」ため。また、徐さん曰く30歳の女性は成熟しており、自分の考えもしっかり持っていることから、徐さんのロマンチックな性格を理解してくれるはず――と淡い期待を抱いている。伝統的な考えに縛られている堅苦しい女性はお断りらしい。

そんな彼は先日、恥を忍んで中国の放送局江蘇衛視の人気お見合い番組「非誠勿攪」に出演した。徐さんは24人の美しい女性たちを前に積極的に自己PRを開始。何とか恋人を獲得しようと奮闘したがこれまたあえなく失敗してしまい、結果、268回(番組では新聞報道と異なり、266回と紹介)だったお見合い回数は24人を足して一気に跳ね上がってしまった。

このように理想の結婚相手に出逢えるまでにはまだまだ時間がかかりそうな徐さんだが、広い中国のこと、上には上がいるようで、揚子晩報はかつて徐さん以上の“ツワモノ”がいたことも併せて伝えている。

それは今年2月に紹介された洛陽で暮らす公務員の男性で、彼は3年間で689回ものお見合いにトライしたものの、ことごとく失敗。専門家は「689回もお見合いをして成功できないなら、明らかに男性側に何か問題がある」と指摘していた。

徐さんが今後幸せを掴めるかどうかはわからないが、689回の男性の記録を更新しないよう、少しでも早くお見合いが成就することを願うばかりだ。

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