ソフトバンク孫正義社長の100億円寄付先が決定、40億円で財団設立へ。

2011/05/16 17:38 Written by Narinari.com編集部

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ソフトバンクは5月16日、東日本大震災の被災者および被災地復興のために、孫正義社長が個人で支援する100億円の寄付先を発表した。

発表された寄付先は次の通り。

・日本赤十字社 10億円
・中央共同募金会 10億円
・日本ユニセフ協会など 6億円
・被災した地方自治体(岩手県 10億円/宮城県 10億円/福島県 10億円/茨城県 2億円/千葉県 2億円)
・東日本大震災復興支援財団(仮称) 40億円

「東日本大震災復興支援財団(仮称)」は新たに立ち上げる財団で、6月上旬に公益法人として設立する準備を進めている。ここで使われる40億円は、遺児・孤児への支援(奨学金、留学支援など)、被災地におけるNPO活動への支援、そのほか中長期にわたる被災者への支援活動に役立てていく。

なお、準備委員会には寺島実郎氏(三井物産戦略研究所会長/日本総合研究所理事長)、小宮山宏氏(三菱総合研究所理事長/前東京大学総長)、村井純氏(慶應義塾大学環境情報学部長)、中村伊知哉氏(慶應義塾大学教授)を招聘する予定だ。

孫社長は東日本大震災を受け、4月3日に個人として100億円の寄付と、2011年度から引退するまでのソフトバンクグループ代表としての報酬全額を寄付すると発表。ソフトバンクグループ全体でも10億円を寄付している。

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