昨年11月末に台湾の興農ブルズを解雇され、現役続行に意欲を燃やしていた高津臣吾投手が、独立リーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに入団することが決まった。公式ブログでファンに報告している。
1月24日に更新されたエントリー「2011」では、「さて、すでにスポーツニュース等でご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今年も野球ができることになりました」と、7度目(興農ブルズ)の解雇を乗り越え、42歳となった今年も現役を続行できることを報告。そして「詳しくは今週27日、現地での入団記者会見でゆっくりお話ししたいと思います」としている。
また、新潟アルビレックスBCも、公式ホームページで高津投手の獲得を発表。藤橋公一代表取締役も「この度、念願が叶い、高津投手にご入団頂けることとなり、心から嬉しく思っております。より多くのサポーターの皆様にスタジアムへお越し頂き、熱いご声援をお送り頂きますよう、お願い申し上げます」とコメントを発表している。
高津投手は1990年のドラフト3位でヤクルトに入団。これまでホワイトソックス→ノーフォーク(メッツ傘下3A)→メッツ→ヤクルト→ウリ・ヒーローズ(韓国)→フレズノ(ジャイアンツ傘下3A)→興農ブルズ(台湾)と渡り歩き、新たに所属が決まった新潟アルビレックスBCは9球団目となる。現在までの通算セーブ数347セーブで、その内訳は日本が286セーブ(歴代1位)、メジャーが27セーブ、韓国が8セーブ、台湾が26セーブ。