「上海ガニ自販機」に世界も注目、紹介した日本のニュース映像も話題に。

2010/10/26 18:41 Written by Narinari.com編集部

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飲み物はもちろん、おでん缶や野菜、花など、日常の中で多彩な自動販売機を目にする日本人でも、ちょっと驚いてしまうような自販機が中国・南京に登場した。それは今が旬の食材を生きたまま並べて販売する“上海ガニの自販機”。先日、日本のニュース番組でも紹介されたので、すでにご存知の方も多いかもしれないが、このニュース番組の映像はYouTubeを経由して海外にも伝わり、世界のブログメディアを中心に話題を呼んでいるようだ。

生きた上海ガニの自動販売機が設置されたのは、南京市内の地下鉄駅構内。中国紙中国消費者報によると、この自販機にはいろいろなサイズの200杯の上海ガニが並べられているという。その“売り”は新鮮さで、自販機内は5度〜10度に制御。冬眠状態に近付けることにより鮮度を保ち、7日前後は自販機内で保存できるらしい。カニの値段は10元(約120円)から50元(約600円)まであり、プラスチックの容器に個別に詰められて販売。今のところ25元(約300円)の商品が最も人気で、1日に100杯以上も売れているそうだ。  

この話題は先日、日本のニュース番組「news every.」(日本テレビ系)でもレポート。映像では記者が実際に自販機で購入するシーンや、容器から取り出したカニが息を吹き返したように足を動かし始める様子、地元の人たちが遠巻きに自販機を見ている光景などが紹介された。

「news every.」の映像はYouTubeにも投稿され、これに欧米のブログメディアが素早く反応。その多くは動画を紹介しながら、カニが自販機で販売されていることを、やはり驚きを持って伝えている。YouTubeのコメント欄には否定的な意見も少なくないが、中には「カニを買いたい」「悪いアイデアではない」と好意的なコメントも。いずれにせよ、初めてカニの自販機を目にした人が強烈なインパクトを受けたのは間違いなさそうだ。

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