TBSの老舗ドラマ枠に、この秋、フジテレビが新設枠「ドラマチック・サンデー」で挑む――と注目された日曜21時のドラマ対決。その初回が10月17日に放送され、「獣医ドリトル」（TBS系）は16.0％、「パーフェクト・リポート」（フジテレビ系）は7.7％と、視聴率は明暗を分ける格好となった（※視聴率はともにビデオリサーチ調べ、関東地区）。

「パーフェクト・リポート」は、フジテレビが1979年に放送した「日曜恐怖シリーズ」以来、31年ぶりに日曜21時台に新設した連続ドラマ枠の第1弾。主演には松雪泰子を据え、テレビ局の報道記者の奮闘や成長を描いた硬派な内容だ。ほかに小出恵介、相武紗季、小日向文世、要潤、小柳友、遠藤雄弥などが出演している。

一方の「獣医ドリトル」は小栗旬が主演。大ヒットドラマ「花より男子」のスタッフが手がけ、ほかに井上真央、成宮寛貴、藤沢恵麻、石坂浩二、國村隼などが出演している。原作は同名マンガ（作：夏緑／画／ちくやまきよし）。

なお、週末の初回放送ドラマはほかに、AKB48の前田敦子がヒロインの「Q10（キュート）」（日本テレビ系／土曜21時）が15.3％と好発進を見せたほか、志田未来と佐々木蔵之介が25歳差夫婦を演じる東野圭吾原作の「秘密」（テレビ朝日系／金曜23時）は10.1％を記録している。