飲み代節約もコーヒー代は増加、2〜3年前の支出との比較で傾向明らかに。

2010/09/07 20:28 Written by Narinari.com編集部

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仕事・勉強の合間やリラックスタイムなど、ホッと一息つきたいときに飲む機会の多いコーヒー。そんなコーヒーについて、インターネット調査のアイリサーチは「日常生活におけるコーヒー摂取に関する意識調査」を実施した。その結果、2〜3年前に比べると「コーヒー代が増加」という傾向が浮き彫りとなっている。

この調査は「週に1杯以上」のコーヒーを飲む20〜40代の男女500人を対象に行われたもの。まず、「ランチ代」「間食代」「コーヒー代」「飲み代(外食)」「新聞・雑誌代」「レンタルビデオ代」「洋服代」の7つの項目について、それぞれ2〜3年前と比較して支出が増えたかどうかをたずねた(※項目ごと単数回答)。すると、「減った」と回答した人が最も多かったのは「飲み代(外食)」(47.4%)に。一方、「増えた」と回答した人が最も多かったのは「コーヒー代」(16.0%)だった。

この結果についてアイリサーチを運営するメディアインタラクティブは「『節約疲れ』(=ちょっとした贅沢願望)が大きな消費トレンドとなった2010年、普段のコーヒーくらいは気にせず購入したい、と考える人が多いことがうかがえる」と分析。「外食費がいまだ節約傾向の中、コーヒー代は意外な盲点」としている。

次に「1週間のコーヒーへの支出」についてたずねたところ、平均は「835.3円」に。続けて「1週間に飲むコーヒーの量」は、平均「8.3杯」となった。

さらに「店舗(カフェなど)で飲むコーヒーの理想価格」についてたずねたところ、最も多かった回答は「200円」で、平均は「229.9円」。ちなみに、営業系の会社員のみの結果では平均「189.7円」と200円を割る結果となっており、外でコーヒーを飲む機会の多い営業職は、店舗で飲む淹れたてのコーヒーも、缶コーヒーとそう差のない価格で楽しみたいと考えている人が多いようだ。

そして「コーヒーを飲みたくなるのはどんな気分のときか」の質問では、「リラックスしたいとき」(81.0%)がトップ。以下、「眠気を覚ましたいとき」(51.4%)、「疲れているとき」(36.4%)、「集中したいとき」(22.0%)、「イライラしているとき」(17.6%)と続いた。

最後に「最もコーヒーを飲みたくなる曜日」についてたずねたところ、1位は「月曜日」(30.6%)、2位は「日曜日」(27.8%)という結果となっている。

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