岡本真夜の「そのままの君でいて」が躍進、着うたフル&iTunesで急上昇。

2010/04/20 20:40 Written by Narinari.com編集部

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上海万博PRソング「2010年は君を待っている」のパクリ騒動の渦中に置かれ、突如として注目を集めた岡本真夜の「そのままの君でいて」。正式に万博事務局からの楽曲使用申請を受け、これを岡本真夜側が受諾する形で一応の決着を見たが、この騒動によって同曲のネット配信にも大きな変化が現れている。    

まず、レコチョクの「着うたフル」のランキングでは、日本でもこの問題が大きく報じられ始めた16日付けのデイリーランキングで48位にランクイン。その後もジワジワと順位を伸ばしていたが、4月20日付けのデイリーランキングでは20位まで急上昇した。

また、iTunesでは4月20日現在、シングル総合チャートの10位まで浮上。数は少ないが、収録アルバム「RISE 1」と「Smile」のカスタマーレビューには、騒動以降に寄せられた同曲を評価するコメントも見られる。

1997年に発売した楽曲が13年の時を経て再び脚光を浴びた今回の騒動。盗作疑惑のかかっている作曲家には中国のネットで非難の声が上がっているものの、万博事務局の素早い対応と、岡本真夜の寛大な措置により泥沼化は避けることができた。結果的に「そのままの君でいて」も再評価される機会を得て、万博を通じて世界にその楽曲が届くという意味では、最悪の事態の中でも最良の着地ができたと言えそうだ。

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