東国原知事が地元紙に掲載されたマンガに激怒「単なる誹謗中傷を超越」。

2009/12/29 15:22 Written by Narinari.com編集部

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宮崎県の東国原英夫知事が、地元の宮崎日日新聞に掲載されたマンガの内容に怒っている。このマンガは東国原知事のことを風刺を交えて描いたものだが、「法的なことも視野に入れてみてもいいのかも知れない」と、相当ご立腹の様子だ。

「こうなると単なる誹謗中傷を超越し、侮辱、蔑視、職業差別、名誉棄損等の領域に入るのではないだろうか?」との書き出しから始まる、公式ブログの12月28日付けエントリー「名誉毀損」。「たかだか『マンガ』なんかに一々目くじらを立てなくても……』というご意見も当然あるだろうが」「公人であるから、批判・苦言等は甘んじて受けるつもりであるし、それらに対して一々反論や否定もしない」と前置きしつつも、新聞という社会への影響力が大きいメディア上に掲載されたマンガの内容を許すことができなかったそうだ。

怒りの矛先が向けられているのは、マンガの中で「芸名・宮崎県知事」「人気急落、一発屋芸人の仲間入り」「飽きた」などと表現されたことについて。

特に「一発屋」との表現には「作者が考える一発屋の定義とはどういったものなのか? 3年続いてもそれは一発屋か? 選挙に一回しか当選しなかったら一発屋なのか?」とまくし立て、また、「一発屋芸人」との文言には「漫画家に芸人を蔑む権利がどこにあるのだろうか? 職業差別・蔑視ではあるまいか? 人権侵害(いじめの助長等)に抵触する問題かも知れない」とヒートアップしている。

県政の発展や県民の暮らしを考え、行動している東国原知事は「こういう悪意に満ちた記事を載せて、一体誰に何の得があるのだろうか? 誰が楽しいのだろうか?」と疑問に感じたそう。そのため、「真意が分からないし見識を疑わざるを得ない」とバッサリと斬り捨てている。そして、これまでは「抗議したいことを何度も我慢した」ものの、今回は法的措置も頭にあるようだ。

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