女性の「おなら」を巡って激論、恋人の前での“放屁”はアリかナシか。

2009/12/24 13:32 Written by Narinari.com編集部

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腸にたまったガスがお尻から排出されるのが、おなら。人間の生理現象とはいえ、一般的には人前でするのは“恥ずかしいこと”とされる。特に女性は、人前でのおならを「あってはならない行為」と考える人も多く、恋人の前では頑なにおならを拒むという話もしばしば聞かれるところだ。米国の女性向けサイト「Em&Lo」では、このデリケートな話題に斬り込み、「女性が恋人の前でおならをするなら、いつ頃から許せる?」という質問を3人の男性にぶつけた。すると、その回答を読んだ女性読者から、さまざまな意見が寄せられている。

質問に答えた男性陣は、独身男性、ゲイの男性、既婚男性の3人。女性との接し方が異なる3人の回答を並べると三者三様で、それ自体も興味深いものがある。最初に答えたのは独身男性で、「5年目の結婚記念日までは、我慢するべき」。この男性は、女性がおならをすることに対して強い抵抗感を覚えているようだ。

さらにこの独身男性は「大らかなカップルの中には、相手のおならを気にしないという人もいるかもしれないが、信じるべきではない」と、恋人のおならに非常に厳しい態度。「多少の気遣いがお互いの利益」とし、「5年目の結婚記念日」というのも「敢えて許すなら」との条件付きだ。ただ、それすらも「慎重に。一旦開かれたドアは、二度と閉じられない」と、かなり女性のおならに対する“潔癖”な考えを披露している。

2人目のゲイの男性は、双方の気持ちがわかるからか、男女に気を遣った発言。「小さいとき、おならを我慢するとガンや下痢を引き起こすと言われた」という彼は、幸せな今後を過ごすために「お願いだから、お互いにおならをさせてあげて」と、寛大な考えを求める。

そして3人目の既婚男性は、いつから許せるかと具体的な区切りは挙げていない。その上でこの男性は、「僕たち男は『女性は絶対に、もしくは男に比べておならをほとんどしない』という印象を持っている。そういう迷信なんだ」とし、たとえ迷信だとしても「そうあるべきだと思う」。そしてもし迷信が崩れ去ったとしても、「現実に男と女のおならには何らかの違いがあると願っている。たとえそれが、時代遅れな考え方だとしても」と力説している。

このアドバイスを読んだ読者からは、コメント欄にさまざまな声が寄せられている。例えば、男性が「自分の彼女が1〜2回偶然してしまい、恥ずかしがっていたけど、顔を赤らめて否定してるのが可愛かった」との実体験を書き込むと、女性は現実論を展開。この男性に「もっと括約筋(かつやくきん=器官を閉じる役割を持つ筋肉)をコントロールすべきよ」「私も同感。外に出ているときは我慢して、家で全部出すわ」と、おならをした恋人のことを「可愛い」と肯定的に捉えた男性にも、ビシッとした意見を書き込んでいる。

また、米Yahoo!内にある女性向けコンテンツ「Shine」にもこの記事が紹介され、70件以上のコメントがズラリ。「私は12年彼と住んでいるけど、いつも彼の前でしちゃうの。昨日の夜は部屋中臭くしちゃった」「もし偶然おならをしても、それで動揺するような男性とはデートしない」など、“我慢しないで出す派”の声も見られる。

おならは愛の絆も吹き飛ばしてしまうのか。恋人同士にとってはデリケートな問題だが、些細な生理現象とも言える。それを受け入れる度量と、お互いを思う気持ちが大切なことは間違いない。

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