X JAPANが解散の危機に? ベースのHEATHに「脱退濃厚」報道。

2009/03/12 05:34 Written by Narinari.com編集部

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2007年10月の再結成後、東京ドームでの復活ライブや世界ツアー計画など、精力的な活動を見せるX JAPAN。今年1月には香港公演を成功させ、3月21日と22日には韓国公演、5月には再び東京ドーム公演と、世界を股にかけての動きが活発化しているが、そんなX JAPANの勢いに水を差すような報道が出た。3月12日付けの東京スポーツが一面でベースのHEATHが脱退濃厚だと報じ、さらにX JAPAN解散の可能性も指摘している。

同紙によると、HEATHは所属事務所のグローバルマネジメントと、X JAPANのメンバーを束ねる制作運営管理委員会に対し、弁護士と連名で内容証明付きの文書を送付。その内容について事務所側は口をつぐんでいるものの、同紙の取材によって「マネジメント契約の解消を求めるものだったことが判明した」という。

これが即X JAPANからの脱退、およびX JAPANの解散に繋がるわけではないが、もともと2007年のX JAPAN再結成当時に、所属事務所がなかったHEATHを救済したのがグローバルマネジメントだったという経緯があることから「道義的に問題がある」とする関係者もいる、と同紙は指摘している。そのため、所属事務所とのトラブルでHEATHが公演に出られないという事態になった場合、故・HIDEを含めた5人での活動にこだわるX JAPANは成立せず、解散は避けられないというのが同紙の論調だ。

この報道を受けたネットの反応は、比較的冷静なものが多い。仮にHEATHの脱退が本当だったとしてもX JAPANの解散はないと見る向きが強く、その根拠として韓国の聯合ニュースが行ったYOSHIKIへのメールインタビューの中で、世界ツアーがX JAPANにとって最後の公演になるとの噂について「最後のツアーではない」と回答していることを挙げる声もある。

かつて東京スポーツは「東スポであってるのは日付と曜日だけ」と揶揄されることも多かったが、最近はやや事情が変わり、こと音楽関係の話題に関してはサザンオールスターズ解散報道(→活動休止)や羞恥心解散報道(→音楽活動休止)、ユニコーンの再結成報道など、かなり確度の高いスクープを連発している。それだけに、今回の報道も続報が待たれるところだ。

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