ドラマ「コード・ブルー」SPは23.1%、本放送時の視聴率を上回る。

2009/01/13 14:01 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


昨年の「夏ドラマ」として放送され、同クールトップとなる平均15.9%の視聴率を記録した「コード・ブルー ドクターヘリ救急救命」(フジテレビ系)。一般的に連続ドラマの15%台は高視聴率とは言えないものの、いわゆる「北京オリンピック砲」の前に総崩れ状態となった「夏ドラマ」の中ではキラリと光る結果を残し、高い評価を得た作品だ。

そんな「コード・ブルー」の放送終了から3か月余。1月10日に早くもスペシャル版「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 新春スペシャル」が放送され、23.1%の高視聴率を記録したことがわかった。この数字は本放送時の平均視聴率を大きく上回るだけでなく、第1回放送で記録した同作最高視聴率21.2%(木曜22時枠ドラマでは歴代7位)をも上回っている。

スペシャル版が高視聴率となったのは、本放送からそれほど間を置かずに放送されたことや、「本編+追加撮影」といったよくある総集編的なスペシャルではなく、すべて新規撮影の完全新作だったこと、主演の山下智久や、新垣結衣、戸田恵梨香といった面々が引き続き高い人気を誇っていることも大きな要因。また、大規模な列車事故という題材の緊迫感や、スケール感が視聴者の心を捉えたと言えそうだ。

ネットではスペシャル版の出来の良さから、さらなるスペシャル版やシリーズ続編、映画版などの製作を望む声が上がっている。まだフジテレビ側から今後の展開についての発表はないものの、近年、ドラマの映画化に積極的なフジテレビだけに、「コード・ブルー」もそうした大きな展開を期待しても良いかもしれない。

「コード・ブルー」は救急救命用のヘリコプター“ドクターヘリ”に乗り込むフライトドクターの成長と葛藤を描いた作品。医療をテーマにしたドラマは数多いが、フライトドクターにスポットを当てた作品は珍しく、まだ日本には導入されているケースが少ない“ドクターヘリ”の認知向上にも一役買っている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.