「夫婦げんかの仕返し」で夫の局部に火、妻を逮捕も夫は危篤状態に。

2008/12/10 19:30 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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なぜそのようなことをしたのか、というのが率直な疑問です。

英国のある女性が夫婦げんかの仕返しにと、夫の下腹部に火をつけ、傷害と放火の疑いで逮捕されました。下腹部というと、どのあたりなのかぼやけていますが、あえてハッキリと言うなら、被害にあったのは男性器そのもの……。

デイリー・テレグラフ紙などの報道によると、ベッドで休んでいた男性は、妻から引火性の強いメチルアルコールを振りかけられ、火が付いた直後に局部が激しく燃えさかってしまったそう。

確かにメチルアルコールは、日本でも危険物指定されているほど引火性の強い液体。火をつけられた夫は、もちろん驚いて飛び起きたのですが、その拍子にサイド・テーブルに置かれていたアルコールの瓶を倒してしまい、自分に降りかかるという不運も重なってしまいました。その結果、体の表面の85%を火傷することに。

火傷や熱傷は、成人で表面の20%、子供で10%を越えた時点で「重症」とみなされます。そのため85%もの火傷を負ったとなれば、生存はかなり難しい状態なのです。

妻は逮捕され、先日、裁判所に出頭を命じられたのですが、この時も夫は病院で予断を許さない状態。傷害と放火の罪で、どの程度の実刑になるのかは今後の裁判の行方を見守るしかありませんが、彼女はいま、自分の行いの残酷さを身にしみて感じているでしょうか。

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