グラミー賞でリル・ウェインが最多8部門候補に、コーネリアス作品も。

2008/12/05 20:05 Written by モノメトロ編集部

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米国だけでなく、世界の音楽界にとっても最大の賞であるグラミー賞。来年2月8日に行われる51回目の授賞式に向け、そのノミネートが発表された。最多候補は米ヒップホップ歌手リル・ウェインの8部門。これにコールドプレイが7部門、カニエ・ウェスト、ジェイ・Z、ニーヨが6部門で続いている。また、コーネリアス(小山田圭吾)のDVD「Sensurround + B-sides」が最優秀サウンド・サウンド・アルバム部門にノミネートされた。

最多候補となったリル・ウェインだが、主要部門でノミネートされたのは最優秀アルバム部門のみ。そのため、最優秀新人部門以外の主要部門すべてにノミネートされたコールドプレイほうが本命視されている。

また、最優秀レコード部門は女性候補が多く、その中でも新人歌手のアデルは最優秀楽曲部門、最優秀新人部門、最優秀女性ポップボーカル部門にもノミネート。今年の台風の目になりそうだ。

一方、コーネリアスがノミネートされた最優秀サウンド・サウンド・アルバム部門には、元ビートルズのリンゴ・スターによるDVD「Ringo 5.1 The Surround Sound Collection」なども候補となった。ライバルは強力だが、受賞すれば1989年の坂本龍一(オリジナル映画音楽賞)、01年の喜多郎(ニューエイジアルバム賞)に次ぐ日本人アーティストの快挙となる。

☆第51回グラミー賞主要部門候補
◆最優秀レコード部門
「チェイシング・ペイヴメンツ」 アデル
「美しき生命」 コールドプレイ
「ブリーディング・ラヴ」 レオナ・ルイス
「ペーパー・プレーンズ」 M.I.A.
「プリーズ・リード・ザ・レター」 ロバート・プラント&アリソン・クラウス
◆最優秀アルバム部門
『美しき生命』 コールドプレイ
『カーターIII』 リル・ウェイン
『イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン』 ニーヨ
『レイジング・サンド』 ロバート・プラント&アリソン・クラウス
『イン・レインボウズ』 レディオヘッド
◆最優秀楽曲部門
「アメリカン・ボーイ」 エステル feat. カニエ・ウェスト
「チェイシング・ペイヴメンツ」 アデル
「アイム・ユアーズ」 ジェイソン・ムラーズ
「こんなハズじゃなかったラヴ・ソング」 サラ・バレリス
「美しき生命」 コールドプレイ
◆最優秀新人部門
アデル
ダフィー
ジョナス・ブラザーズ
レディ・アンテベラム
ジャズミン・サリバン

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