字がヘタクソで“痛恨のミス”、アニメ「ワンナウツ」が謝罪放送。

2008/11/28 12:27 Written by Narinari.com編集部

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日本テレビ系で11月25日深夜に放送されたアニメ「ワンナウツ」第8話で、過去放送分で起きてしまった“痛恨のミス”についての謝罪があり、その中で説明された「有り得ない」理由が話題を呼んでいる。

「ワンナウツ」は1998年から2006年まで「ビジネスジャンプ」(集英社)に連載されていた野球マンガ(※現在は「ONE OUTS 疑惑のオールスター戦編」として新シリーズを連載中)。10月から日本テレビ系の深夜枠でアニメ版が放送中だが、“痛恨のミス”が起きたのは第4話「ナインの資格」でのことだった。

問題のシーンは、ランナーを3塁に背負ったピンチの場面。ここで実況アナが「ワンアウト3塁」とアナウンスし、その後、シーンが進んでトリプルプレーで失点を回避するという手に汗握るシーンだ。……なにかがおかしいことにお気づきだろうか。そう、3アウトで攻守が交代する野球において、トリプルプレーはノーアウトの状況でしか成立し得ないのだ。そのため、実況アナが「ワンアウト3塁」と状況説明をするのは、明らかにおかしい。

(※編集部注:「ノーアウト3塁」でトリプルプレーが成立するのではなく、その後、ランナーが2人出て「ノーアウト満塁」になるというストーリーがあり、トリプルプレーが成立する。あくまでも「ワンアウト」か「ノーアウト」かという問題)

なぜ、野球がテーマの作品としては極めて初歩的とも言える、このようなミスが起きてしまったのか。第8話で放送された「番組からのおわび」では、このシーンの絵コンテを紹介しながら、ミスが起きた理由を説明。「監督は『ノーアウト3塁』と書いたつもりでしたが、あまりに字がヘタクソだったため、スタッフが『ワンアウト』と読み間違えてしまった」のだという。つまり「ノーアウト」と書いてあるものが、「1ーアウト」に見えてしまったというわけだ。

「字がヘタクソだった」。この理由にネットでは「有り得ない理由すぎるだろう」「チェック体制とかどうなってるんだ」「そもそもスタッフは野球を知らないのではないか」「ノーアウトに見えるんですけど…」などの批判……というよりも突っ込みが続々と寄せられている。

なお、これから放送される地域(よみうりテレビ、中京テレビ、福岡放送)と、DVD版では修正されるという。

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