実写版「ドラゴンボール」でまた物議、大猿化した悟空が哀れな姿に。

2008/11/10 14:03 Written by Narinari.com編集部

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そもそも企画の段階で無理があると、原作ファンの誰もが突っ込みを入れつつも、ハリウッドでの実写映画化が進められてきた「ドラゴンボール」。すでに「主人公の孫悟空が学生」「ピッコロ大魔王が緑色じゃない」「亀仙人がエロくない」「クリリンと天津飯が登場しない」「悟空とチチがディープキス」といった原作の設定を大きく無視した内容が明らかになっており、断片的な情報が出るたびに批判が噴出、原作ファンを落胆させている散々な状態だ。

そうした中、さらに原作ファンをガッカリさせるような情報がネットを駆けめぐっている。映画情報サイト「CIA☆こちら映画中央情報局です」によると、実写版「ドラゴンボール」に関するリーク情報をウォッチし続けている海外のサイト「DBTheMovie.com」に、大猿化した悟空の写真が掲載されたのだが、その写真がかなり衝撃的なものだった。

「ドラゴンボール」には、悟空をはじめとするサイヤ人が尾の生えているときに満月を見ると大猿になるという設定が存在しているが、映画の中で「大猿化した悟空」とされるその姿は、まるでエイリアンのようなのだ。

これにはネットからも「あんまりだ」の声が続出。「新しいスタートレックだろこれ」「想像をはるかに超えた」「猿の感じが全くない……」「何をもとにしたらこんな化け物になるんだ」と、原作のイメージとは大きくかけ離れた悟空の哀れな姿を嘆く声であふれ、肯定的に受け止める声はほとんど聞こえて来ない。恐らくは権利関係や契約上の縛りで、キングコングを連想させる大猿を登場させるわけにはいかなかったという、製作上の都合も存在していると推察されるが、それにしても原作ファンが到底納得できない次元に素っ飛んでしまっている。

さまざまな問題が渦巻いているハリウッド実写版の「ドラゴンボール」。来春の公開までリーク情報が出るたびに、まだまだ物議を醸しそうだ。

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