ドラマ「ROOKIES」スペシャルは10.0%、連続ドラマ版含め最低に。

2008/10/06 15:52 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


7月の連続ドラマ版最終回で「秋のスペシャル」と告知され、多くのファンが放送を心待ちにしていた10月4日の「ROOKIES」スペシャル版。でも、蓋を開けてみれば単なる総集編で、期待を大きく裏切る内容だったことが物議を醸しているが、その視聴率は10.0%と、低視聴率を記録してしまった。

4日の同時間帯では、「世界一受けたい授業 秋の最強講師来襲スペシャル」(日本テレビ系)が15.1%、「めちゃ×2イケてるッ! 心のエースをねらえ! 絶対無二のスペシャル!!」が16.9%と、強い裏番組に挟まれていたとはいえ、「ROOKIES」の10.0%はゴールデンタイムとしてはかなり手痛い数字。ましてや、今年の「春ドラマ」を盛り上げ、来春の映画版公開が控えている「ROOKIES」としては「あってはならない」数字だ。

「ROOKIES」の連続ドラマ版の平均視聴率は14.8%。全11話のうち、最も視聴率の低かった初回(2時間スペシャル)でも12.2%を記録していたが、4日のスペシャル版はこれを下回ってしまったことになる。最終回に19.5%を記録した「熱」は、数字の上では完全に冷めてしまった格好だ。

ファンの批判を浴びているように、今回の低視聴率はスペシャルと煽った上で「総集編」だったことに大きな原因がありそう。事実、ネットのコミュニティなどでは、「見始めてから総集編だったのでチャンネルを変えた」「途中で見るのをやめた」という発言が多く見られ、番組の途中で視聴者を他局に「流出」させていた可能性が高い。

同日放送されたフジテレビ系の「ガリレオ」スペシャル版は新作で20.8%と、連続ドラマ版と同様の高視聴率を記録しているように、うまくスペシャル版に繋げることができれば、さらに映画版へと絶妙な橋渡しができたはず。「ROOKIES」の映画版公開まではまだ時間があるが、一旦冷めてしまった「熱」が映画版に影響しないことを祈るばかりだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.