映画「彼岸島」のキャストが決定、主演は「ごくせん」の石黒英雄に。

2008/09/23 06:02 Written by Narinari.com編集部

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今年7月に、日韓合同による映画化が正式発表されたマンガ「彼岸島」(作:松本光司、週刊ヤングマガジン連載中)。単行本の累計発行部数が360万部を超える人気のアクションホラーだが、そのおどろおどろしい描写や、奇怪な吸血鬼のビジュアルから実写化は不可能と言われてきた作品だ。そんな「彼岸島」のメインキャストが、現在発売中の「ヤンマガ」誌上で発表された。

主人公の宮本明役に起用されたのは、2004年の「第17回JUNONスーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞し、「ごくせん」などにも出演した石黒英雄。同誌のインタビューではクランクインに向けて「原作者の松本さんや原作ファンの期待を裏切らないように、必死に頑張りますので、よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。なお、石黒英雄は来春公開される映画「エリートヤンキー三郎」(ヤンマガ連載中)への主演も決定しており、同誌とは何かと縁があるようだ。

物語のキーマンとなる宮本明の兄・篤役には、渡辺謙の長男で俳優の渡辺大が起用された。こちらも同誌に「原作の頼れる兄キ肌の篤のイメージを壊すことなくガンバリたいと思います!」とコメント。渡辺大は現在公開中の映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」にも主演するなど、着々と大きな役を掴んできている。

「彼岸島」は「失踪した兄を追ってたどり着いた謎の島は、吸血鬼が支配する恐怖の島だった……」というところから始まる、吸血鬼と人間の死闘を描いた作品。「巨大な化け物・邪鬼(オニ)と吸血鬼化した元人間vs.主人公とその仲間たち」の戦いが、息つく間もなく次から次へと繰り広げられる。ジャンルの上ではホラーに分けられることが多いが、アクション色が強く、ギャグのテイストも盛り込まれているなど、決してホラー一辺倒には寄っていない。

☆映画「彼岸島」
監督:キム・テギュン(映画「火山高」など)
脚本:大石哲也(映画「デスノート」、ドラマ「金田一少年の事件簿」など)
出演:石黒英雄、渡辺大
製作費:60億円
公開時期:2009年秋(日韓同時公開予定)

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