「コード・ブルー」が視聴率ふた桁台を死守も、10.8%まで急落。

2008/08/15 11:18 Written by Narinari.com編集部

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いわゆる「北京オリンピック砲」の前に総崩れ状態となっている「夏ドラマ」の中で、比較的善戦をしていた山下智久主演の「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(フジテレビ系)。初回は21.2%と「夏ドラマ」全体のトップを記録、その後も第2回16.0%、第3回16.0%、第4回13.2%、第5回15.7%、第6回15.6%と安定した数字を刻み、第6回までの平均視聴率は16.5%と、まずまずの結果を残してきた。14日放送の第7回は、強力な「星野ジャパン 日本vs.台湾」や「バレーボール男子 日本vs.中国」が裏で中継されたため、その影響に注目が集まっていたが、第7回は10.8%だったことが判明。辛うじてふた桁台は死守したものの、前週比4.8ポイントダウンと、「北京オリンピック砲」の前に撃沈した格好だ。

13日に放送された星野ジャパンの初戦「日本vs.キューバ」は27.0%の高視聴率を記録していたが、14日に放送された「日本vs.台湾」は日本が初勝利を挙げた試合だったものの、視聴率的には19.1%止まり。ただ、「バレーボール男子 日本vs.中国」をはじめとするNHKの中継枠も20%を超える視聴率を記録しており、通常のプログラムでは20%近い視聴率を獲る裏番組が存在していない「コード・ブルー」には、完全な向かい風となってしまった。

一方、「コード・ブルー」と同じく、「日本vs.台湾」の影響を受けると見られていた「その男、副署長」(テレビ朝日系)は逆に13.0%まで視聴率を伸ばしている。これは今クールの「その男、副署長」の中では過去最高の数字。実は「日本vs.台湾」の中継枠は、「その男、副署長」の真裏にあたる20時台から組まれていたのだが、北京に降った雨の影響で試合開始が1時間遅れ、実質的には中継と重ならなかったことが大きい。

これにより、最新の放送回のみの比較では、13.0%の「その男、副署長」が「夏ドラマ」全体のトップとなる「まさか」の展開に。次いで「四つの嘘」の10.8%、「コード・ブルー」の10.8%、「太陽と海の教室」の10.7%、「ヤスコとケンジ」の10.6%、「Tomorrow」の10.5%と続いている(※平均視聴率では「コード・ブルー」がトップ)。あまり目立ってはいないが、「その男、副署長」と同様、「四つの嘘」がオリンピックの影響をほとんど受けず、2位に躍り出ているのも注目したいポイントだ。

この「その男、副署長」の快挙(?)に対する反応は熱く、「船越すげぇ」「船越獲りすぎだ」「船越に勝てない月9っていったい……」と、その粘り腰に称賛の声が相次いでいる。

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