数あるお笑い芸人のブログの中でも、独特の言い回しと、強い言葉を並べた個性派のブログとして知られるキングコング・西野亮廣の「西野公論」。特に2ちゃんねるを目の敵にした言動が目立ち、時に汚い言葉を交えながら2ちゃんねらーを見下したかのような批判を展開していることから、ブログが更新されるたびに「西野vs.2ちゃんねらー」の対立が起きているなりね。
そんな西野亮廣が、2月18日のエントリーでまたしても2ちゃんねらーを猛批判。再び物議を醸しているなりよ。批判の内容は主に次のようなものなり。
「2ちゃんねる自体は趣味の範囲もあるから否定はしないけど、その中でも人のあげ足を取る事に自分の人生を捧げている奴は本当にバカだと僕は思っている」
「もっとも、ナイフでも持って僕の所に来るのなら幾分面白いけど、そんな根性も持ち合わせていないウンコ野郎には誰かがキチンと『前を向け』と言ってやらないとイカンのです」
確信犯的に煽っている部分はあるとはいえ、「ウンコ野郎」と言ってしまうあたりは少し大人げがなさすぎる気も。この発言に対して2ちゃんねるでは「この人かまってちゃんなの?」「なんか嫌なことでもあったのか、この人?」「彼は一体誰と闘っているんだ? 」と呆れた様子の書き込みがほとんど。また、そもそも「なぜ2ちゃんねるに西野亮廣は嫌われているのか」という根幹にも関わる「煽りまで面白くない」「煽る前に芸を磨け」といった本業に対する辛口の書き込みも相次いでいるなり。
こうした「西野vs.2ちゃんねらー」の対立は長いこと続いており、その都度スレッドが立ち上がって同じような問答が繰り返されるばかり。「西野公論」はコメント欄を閉じたブログで、2ちゃんねらーから直接の批判を受けることのないため、どちらも「言いっ放し」の状態で不毛な戦いが繰り広げられているなりね。両者が直接対話する機会が作られるわけでもなく、2ちゃんねらーが「この人かまってちゃんなの?」と感じてしまうのは致し方のないことなのかもしれないなり。
西野亮廣が2ちゃんねるへの「口撃」をやめない限り、いつまでも続くであろうこの対立。反感を煽り続けることが、お笑い芸人としてやっていく中で、マイナスに作用する時がいつかやって来るような気がしてならないなりが……。