「globe」のファンクラブ休止、会報発送など一部サービスが滞る。

2008/01/29 23:43 Written by コ○助

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小室哲哉の脂が乗り切っていた1995年にシングル「Feel Like dance」でデビュー。続けてリリースしたシングル「Joy to the love」「SWEET PAIN」「DEPARTURES」「FREEDOM」がいずれも大ヒットを記録するなど、globeが華々しく邦楽シーンに登場したのは、もう10年以上も前のことなりよ。そして、1996年に発売したファーストアルバム「globe」は400万枚以上も売上げる(現在、オリジナルアルバムの歴代3位のセールス)など、90年代後半の日本を代表するグループとなったなりよね。

その後、90年代は順調な活動を見せていたなりが、小室哲哉の盟友であるYOSHIKI(X JAPAN)の加入が発表され、また、小室哲哉とヴォーカルのKEIKOが結婚した2002年あたりから徐々にグループとしての活動のスピードが鈍化。CDも2006年8月に発売したミニアルバム「new deal」を最後に制作されていないなりよ。

最近のglobeメンバーの話題といえば、マーク・パンサーのネットワークビジネスへの傾倒や、小室哲哉が所属の吉本興業との契約解除、同じく小室哲哉のメイド喫茶イベント、そして直接globeとは関係ないなりが、マーク・パンサー夫人が麻薬使用で逮捕などの、悪いことやパッとしないことばかり。小室哲哉が尚美学園大学の特任教授に就任したり、TM NETWORKとしての活動を再開したりと、明るい話題もあるものの、どうしてもネガティブな話題が目を引くようになってしまっているなりよ。

まだ解散はしたわけではないので、いずれまた、かつてのようなglobeとしての精力的な活動が見られる日が来ると信じているファンは少なくないなりが、そうした中、所属のエイベックスから残念なお知らせがあったなりよ。これまで長年運営されてきたファンクラブが休止となり、年会費の返金が始まったというなりね。

ファンクラブの公式ページで発表された文書から、要点を簡単に抜粋しておくと。

「現在、house of globeでは会報発送など一部サービスが滞っており、会員の皆様へ充分なサービスの提供を継続することができておりません」
「この度、誠に勝手ではございますが、一旦ファンクラブを休止し、未発行の会報誌分の年会費をご返金させて頂く事と致しました」

つまりは、十分なファンへの対応ができていないため、運営を休止することになったということのようなり。ただ、完全にこれでファンクラブが無くなるというわけではなく、「昨年のファンクラブイベントを始め本格的な再始動に向けた準備を進めております。その再始動に向け、ファンの皆様にご満足して頂けるファンクラブサービスを検討しており、改めて万全の体制を持ってglobeの再始動の支援と会員の皆様へのサービス提供を開始していきたいと考えております」と、前向きな休止であることを強調しているなりよ。その新しいファンクラブがいつ、どのようなタイミングで始まるのかは全く未定のようなりが……。

現在のところ、globeに関する今後の活動方針や新作のスケジュールなどの情報は出されていないなり。でも、活動が停滞してからしばらく経った今も、依然としてファンは多いなりからね。そうしたファンのためにも、一日も早く、本格的な活動再開の日が来ることを願うばかりなり。

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