7月に所属する吉本興業との契約が打ち切られ、8月末には公式ファンクラブ「FCコムック」が突然運営停止となるなど、なにやらあまり良い話題のなかった今年の小室哲哉。現在は4月から就任している尚美大学芸術情報学部音楽表現学科の特任教授としての仕事と、3年半ぶりに新曲＆ライブを敢行するTM NETWORKの活動、そして7月にリミックスアルバム「Cream OF J-POP〜ウタイツグウタ〜」を発売した覆面DJ「DJTK」としての活動の3つが大きな柱となっているなりよ。かつて「ヒットメーカー」の名を欲しいままにした「表舞台」でのプロデュースワークはお休みの状態が続いているなりね。

そんな小室哲哉の活動のひとつ、「DJTK」のプロモーションの一環で11月8日から11日まであるイベントが東京・秋葉原で開催されるなりが、このイベントが行われる場所がちょっと物議を醸しているなりよ。それはメイドカフェ。秋葉原の老舗メイドカフェとして長年人気を博している「メイリッシュ」で、あの小室哲哉がイベントを行うなりね。この違和感たるや何とも……。

イベント「DJTK×Cafe Mai:lish」の内容は「メイリッシュ」の内装を「DJTK」仕様にアレンジして、「DJTK」が愛用しているギターやキーボードなどの楽器を展示するというもの。期間中は「DJTK」にちなんだ特別メニューも用意されるようなりよ。

ただ、このイベントの情報を聞いたネットの声は否定的なモノが多いよう。「仕事選べないのか」「メイリッシュファンには迷惑な話」「昔はブームを作っていた側なのに、後追いばかりになってしまった」「TM NETWORKに専念すれば良いのに」「こんな小室、全盛期には想像してなかった」など、辛口の言葉が飛び交っているなりよ。まあ、確かに全盛期の小室哲哉の活躍を知っている人の眼には、あまりに残念な状況に見えるなりよね。

「DJTK」はまだこれからのプロジェクトなので、長い目で見るべきだとは思うなりが、「小室哲哉×メイドカフェ」のイベントにはただただ驚くばかりなり……。