1月スタートの「08年冬ドラマ」、初回放送分の視聴率が出そろう。

2008/01/22 04:34 Written by コ○助

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1月8日の「ハチミツとクローバー」(フジテレビ系)を皮切りに、一斉にスタートした「08年冬ドラマ」、皆さんはしっかりチェックしているなりか? 20日に「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(TBS系)が放送されたことで、ようやくすべての「冬ドラマ」が出そろい、初回放送分の視聴率が判明したなりよ。初回の視聴率を見れば、だいたいの「勝ち組」と「負け組」が分かる連続ドラマ、まずはどのようなランキングになっているのか見ておくことにするなり。

◎2008年 冬ドラマ 初回視聴率ランキング
22.4% 月曜21時「薔薇のない花屋」(フジテレビ系)
17.3% 日曜21時「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(TBS系)
16.7% 木曜21時「交渉人 THE NEGOTIATOR」(テレビ朝日系)
16.5% 火曜22時「貧乏男子 ボンビーメン」(日本テレビ系)
15.3% 水曜22時「斉藤さん」(日本テレビ系)
13.0% 土曜21時「1ポンドの福音」(日本テレビ系)
13.0% 木曜22時「鹿男あをによし」(フジテレビ系)
12.9% 火曜21時「ハチミツとクローバー」(フジテレビ系)
12.7% 火曜22時「あしたの、喜多善男」(フジテレビ系)
11.0% 金曜22時「エジソンの母」(TBS系)
10.9% 木曜22時「だいすき!!」(TBS系)
_9.2% 金曜21時「4姉妹探偵団」(テレビ朝日系)
_9.0% 金曜23時「未来講師めぐる」(テレビ朝日系)

というわけで、ダントツのトップに輝いたのは、野島伸司の3年ぶりの新作「薔薇のない花屋」だったなり。ここのところ好調続く月9ドラマ枠、久々の野島伸司作品、竹内結子の連続ドラマ復帰作、主題歌は山下達郎と、放送前から話題性で頭一つ抜けていたなりが、期待通りの結果を出しているなりね。謎めいたストーリー展開と全体に漂う暗い「野島節」に引き込まれている視聴者が多く、このままトップを独走していきそうなりよ。

2位の「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は、ここのところあまり良い結果を出せていなかったTBS伝統の日曜21時枠なりが、主演の稲垣吾郎がなかなかのハマり具合と、評判は上々の様子。夫婦げんかやオーバーなアクションで見せる定番タイプのドラマだけに、視聴者を飽きさせずに最終回まで引き付けられるかが、今後のカギとなりそうなり。ネットでは「期待していなかったけど面白かった」「思っていたより良かった」と、もともとの期待値がそれほど高くなかったことが、逆に視聴後の満足感を生んでいるようなり。

全体を見渡してみると、前クールは好調だったフジテレビが、一転して不調なのが分かるなり。前クールは初回の放送が終了した時点で、「ガリレオ」「医龍 Team Medical Dragon2」「暴れん坊ママ」の3作品が15%ラインを超えていたなりが、今クール、同ラインを超えているのは「薔薇のない花屋」のみ。特に期待が外れてしまったのは人気マンガを原作にした「ハチミツとクローバー」で、蓋を開けてみれば12%台からのスタートと、ちょっと厳しい展開なりね。ちなみに「ハチクロ」は第2回の放送もすでに終了しており、その視聴率は10.0%。特に原作を知るファンから「世界観が違いすぎる」と批判的な声が多く、今後も失速は免れない気配なりよ。ただ、フジテレビにとって救いなのは、初回の視聴率は低かったものの、「鹿男あをによし」や「あしたの、喜多善男」は「面白かった」との視聴者の声も目立つことから、ジワジワと視聴率が上向いていく可能性は残されているなりね。

ちなみに、意外なダークホースとなっているのは「斉藤さん」。初回は15.3%だったなりが、すでに放送を終えている第2回は17.4%と、早くも上向き始めているなりよ。今後の展開次第では、「薔薇のない花屋」に肉薄する……なんてこともあるかもしれないなりね。

皆さんが見ている「冬ドラマ」は、期待通りの初回視聴率だったなりか?

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