静かな住宅街で警察の機動隊が出動、原因は自分勝手な少年。

2008/01/16 15:04 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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「Spoiled Brat」というスラングがあります。甘やかされて育ち、自己中心的な子供のことを指す言葉です。いますよね、思わず後ろからどついてやりたくなるような子供を見かけることが……。ああいうのだと想像してください。

そして本日、CNNで目にしたニュースに登場する16歳の少年も、まさにこの「Spoiled Brat」。先日オーストラリアのメルボルンにある住宅街にて突然、警察の機動隊が駆り出されるほどの騒ぎが起こりました。普段は静かな場所なだけに、一体どうしたことか。

実はこの少年、両親が旅行に出かけている間に、ここぞとばかりに自宅でパーティを開催したのです。で、そのパーティになんと友人を含めて500人も集まってしまったのでした。

これだけティーンが1か所に集まれば、騒音になるのはあたりまえ。近所の住民は驚いて警察に通報し、苦情を訴えたのです。ところが駆けつけた警官隊に対して、若者たちがボトルなどを投げつけて抵抗。あー、アルコールが入って気が強くなったんでしょうねぇ。暴動かいな(汗)。

おかげで、周囲の隣人の庭なども荒らされる大被害になりました。あとで騒ぎを知らされた少年の両親は、真っ青になったそうです。当たり前だけど。

そして今回の騒ぎを鎮めるために、ヘリコプターが出動したり、警察犬も呼ばれ、かかった費用はざっと18,000ドル(日本円で約194万円)にもなったとか。マスター・カードのCMなら「青春時代の思い出作り、プライスレス」とかカッコいいことがいえますが、現実には単なる税金の無駄遣い〜(涙)。

そこで警察は、今回の騒ぎを巻き起こしたパーティの主催者に、この費用の一部を請求することにしたのです。反省させる意味合いもあるのでしょうが、一応筋は通っているし。

しかし張本人は自分が巻き起こした騒ぎの重大さを、まったくもって理解しておらず


「両親がいなかったらまたやるぜぇ」

などと、いきがっているそう。あ、あのなぁっ(怒)!!

しかしこんなことをいっている少年に「カチン」ときたのはワタクシだけなないはず。思わずケリを入れるために、足が浮きそうになったとしても、絶対に正当な条件反射だ(笑)。

ってか今回の件については、彼が懲りるように思いっきりお灸をすえてください、警察も、ご両親もっ!

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